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だめぱんだが北京に留学したらこうなった

だめな大学院生が北京大学にうっかり留学してしまうとどういう目に遭うのかをリアルタイムに観察することができます。

今日は導師が大学院生用に開いている授業と、留学生用の漢語作文の授業、同じく留学生用の中国現代文学史の授業に出てきました。


やっぱり導師の中国語はまだあんまりわかんない……。とりあえず、パワポを読み上げるシーンで必死に傾向を把握しようとした結果わかったこと:


1.声母(子音)はたまに訛る(西北出身なのに福建人みたいに標準語でjの音をgで読んだりする)けど韻母(母音)は訛らない、声調もほとんど標準語と一緒

2.一文が長いと最後あたりはごにょごにょごにょになる


あるネイティブはよく、「話の全体なんて俺たちでも聞き取れないよ、中国人はみんなとりあえず重要な単語だけ聞き取って雰囲気で会話してるだけだから」と言っていましたが……慣れの部分は確かにあるはずですがそこまで雰囲気理論でいくのもどうかとちょっと思う……(-_-;


一方、留学生用の現代文学史の授業は、固有名詞が元々知っているものが多いからかほぼ100%聞き取れました!気合い入れて同じ先生が中国人の本科生用にやっている方に切り替えてみようかな。


とりあえずこっちの授業で衝撃なのが、講義が終わると盛大な拍手が起きることです(特に大人数の授業)。


中国人ばっかの授業でも留学生専用の授業でもそうだったのですが、もしかして日本以外の国はどこもそうなんでしょうか……!?


なんだか毎日講演会を聞いているみたいで楽しいです!^^

今日は開学ということで、午前中は導師の学部向けの講義に出てきました。

うちの導師は西北の田舎の出身ですが、かなり正確な標準語を話します。

ただ、喋るのがすごく速い人(普通の中国人と比べても)なうえ、私の中国語は聞き取りが特に弱いので、前のパワポがないとほとんどわかんなかっただろうなぁ、と思います。

やっぱり先生が冗談を言ったとき、周りの同学たちがゲラゲラ笑ってるのに自分だけわからないのが一番キツいです。がんばらないと!

ただ、先生の冗談は故郷の農村ネタが多くて、聞き取れてもそこ笑っていいのか!?って思うような話もたまにありますが……。


さて、授業が終わって、手続きがあったので地下鉄に乗って徳勝門の国家汉办にいってきました。


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↑徳勝門は八達嶺の長城へいく観光バスの発着地らしく、こんな建物も。長城も行ってみたいなぁ……。


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受付の愛想のないおねえさんにきいたところ担当してくれる人が留守だったので、とりあえず来たら渡しておいて、っていって書類を押しつけてきたけれど大丈夫だろうか^-^;


百度地図のアプリで駅の側に物美というちょっと高めのスーパーがあることをリサーチしていたので、帰り道スーパーへ。


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北京で買い物していると、明らかに日本より物価が高いだろうと思うことがしばしばあるのですが、やはり社会主義国だからか生活必需品は高くありません。特に米は一斤(500g)1.94元(40円弱)という驚きプライスでした。


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宿舎に帰って意気揚々とおかゆ作りにいそしみます。鶏精で鶏スープを作って、洗ったお米をインして一時間煮ます。日本でもよく作るんですが、中国のお米は細長い品種で、煮るとよく崩れておかゆにはこちらのほうが向いているように感じました。

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青島ビールとよく合う!

最近中国全土(?)で流行しているアレ、買ってきました。



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大学の中でもつけている人をたまに見て、いーなーと思っていたところ、故宮附近の路上で発見!

商品を袋に詰めて帰ろうとしているおっちゃんを呼び止めてあわてて購入、そのまま後輩と二人で頭につけて天安門西駅から帰りました。


保安検査のおねえさんがめちゃくちゃウケてたけど彼女も非番の日には頭につけているはずです。


清朝の制度には、顶戴花翎(Dingdaihualing)というものがありました。官僚の制服として、頭に位階に応じた飾りを載せるものです。


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(参考資料:漢軍副都統ジャラフォンア)


いったい誰でしょう、アホっぽいなんて言ったのは。これは官人の正装です。

明日から開学。授業にもつけていって、砂漠化が進む北京の緑化に少しでも貢献したいと思います。让城市、生活更美好!


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南京大学に留学中の後輩が北京に遊びに来たので昨日今日と故宮や円明園に行ってきました。


故宮博物院では現在90周年記念の特別展が開かれているということで、大変な混雑具合でしたが後輩と一緒に書画館の展示に並んできました。写真を撮ることはできませんでしたが、清明上河図のほか、文徴明の作品を多数みることができて眼福でした。


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展示会場になっていた武英殿の建築もとても立派でした。これから行かれる方は展示品だけでなくそちらにも是非注目してみてください。


なにより、書画館の行列がすごいことになっていたため、スタッフの方々が閉館時間を一時間過ぎても残業して全員が見終わるまで展示館を開けていてくれたのが印象的でした。それと、並んでいる行列の中で一人の青磁マニアが周りの人たちに青磁の写真を見せ始めてその場で友の会みたいなものを結成して記念撮影し出したのにはびっくりしました。


一番の目当てだった典籍館は後半期に公開されるそうですが、絶対にまた見に来ます。


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円明園はだだっ広いです。1900年の八ヶ国連合軍の侵攻によって破壊し尽くされてしまったため、廃墟の上に新しく作ったものばかりですが、それでも往時の名残を留めるところもあります。


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広大な敷地の中ではブルーシートを広げて宴会をしている姿も見られました。北京では珍しい良い天気だったからでしょうか。


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↑遠くに頤和園の仏香閣が見えます。この写真だと見にくいですが……。


お昼は北京大西門付近にある小吊梨湯という北京料理の店に行きました。三人で二百元と、ちょっと学生が行くには奮発した金額になってしまいましたが、ちゃんとした北京料理と名物の梨汁が楽しめる上に内装もおしゃれなので遠方から人が来た時などに使えそうです。


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↑鲮鱼小黄瓜。鲮鱼はどんなものかよくわかりませんが、缶詰でよく売られているよ、とのこと。小黄瓜は花つきの小さなキュウリで、食感はあまりキュウリっぽくありませんが味付けとよく合っています。


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↑魚の形をしたプリンかババロアのようなものに小豆でできた羊羹のようなよく見るお菓子。小さなコップに入っているのが梨湯です。とろっとしていて甘くて、ヤカンに入って出てきます。

今日は中国の教師節(先生の日)です。


この教師節、ちょこちょこ日付が変わっていて過去には孔子の誕生日が当てられたりしていたようですが、9月10日に定められてから今年で31回目だそうです。


なんで9月10日なのかと思って調べてみても、新学期の授業開始直前だから丁度いい、というような話が出るだけでなにか特別な意味があるわけではなさそうです。


この日は学生たちが先生を食事に招待したり、花束を贈ったりするのが普通だとのこと。友人によるとガチで祝うのは主に小中高生で大学生は普通特になにもしない、とのことでしたが、中文系の別の友人は夜先生にみんなでご馳走する、と言っていました。人によってかなり温度差がある記念日のようです。


私はまだ同門の同学たちと面識がない上、導師とも一度会っただけなので花束を贈るのもちょっとアレですから、学内の露店で教师节贺片(お祝いカード)を買ってメッセージを書きました。


賀片

ところで普通はどんなことを書くのかと気になって文例を検索してみると、「先生、私は月です。なぜならあなたが太陽だから」とかすごくポエミーなものが大量に出てきましたが、まさか本当にみんなあんなのを先生に贈っているんでしょうか……?


私の知り合いは誰もあんな過激な文章は書きそうにないのですが、今度きいてみます。