面白いですね。一週間の検索を見ましたが、合気道で検索すると、このブログに到達するようです。


ま、私は合気道齧った程度ですので、外野としての意見です。

というか、武術としてやる価値が感じられなかったから辞めたのです。


合気道〇段と言う人とも、組手とか試合したことありますが、激烈に弱かったです。

びっくりするぐらい弱い。まず、パンチキックが捌けない。

それに、力がまるでない。私は、木刀も振るし、ガチンコで力を出す稽古もしてますから、腕力でもまず負けません。


合気道の決定的な弱点は、まず基礎体力がない。

身体を鍛えるという発想がない。なんせ、気がどうたらとか、力を使うなとか、和合だとか教えるので、当然と言えば当然。力を使わない武術と言うのは、力を使う事が出来て初めて可能になるのですが、植芝盛平は、どうやらそれをきちんと教えていない。宗教に走ったからでしょう。


植芝盛平は、心眼流やったり、北海道で開拓したり、中国で馬賊と戦ったから強かったのです。明治の人ですから、もともと基礎体力があった上に、鍛錬したので相当力はあったはず。で、最終形態に至って、力を使わなくなったにもかかわらず、ド素人に力を使うなと教えるのには無理があります。


さらにいえば、自分から飛ぶように訓練されるので、相手を投げることができないのも、当たり前。


ただ、そういう酷い現実に目を背けず、まじめに考えたのが合気道SAでしょう。

あの実験を見れば、合気道の技が、現実と乖離しているのが分かります。

試合として成立しているかは別ですが…。


ほとんどの合気道は「そのままでは」使えません。

どうしてかと言うと、中には自分で工夫して鍛錬して、強くなる人がいるのです。

つまりは、個人が工夫しなければ強くなれないのが合気道なのです。

システム、カリキュラムとして完全に欠陥品なのです。