日本の武術でも同じことが言えます。

雑誌やらに取り上げられて、ホームページでいろいろ宣伝している方が、会員数は多い。

それだけ、活気がある。ただ同好会感覚でワイワイしているだけの偽りの活気ですが。


会員の質はともかく、人数が多いのは目立つし、いろいろなことができるのは事実です。


東海三県のある地方に、とある系譜捏造居合術(技自体は、本物の居合術からパクっているのですが、自分が宗家に収まりたいので、系譜を捏造して新しいものを作ったのです)がありますが、あちこちに支部ができて、結構人もいるようです。


歴史の検証と言うのは、私みたいに歴史オタクでもかなり難しいのです。素人など、分かるはずがありません。それっぽい系譜をHPに張って、写真やらをいろいろアップして、あちこちで支部をやっていれば、普通の人は信用するでしょう。

真実を知る私ならば、こんなデタラメインチキは許せないのですが、悪貨は良貨を駆逐するのです。


悲しいかな、それが現実なのです。


しかし、それを良しとしていては始まりません。それどころか、真の技術、本当の歴史の衰退です。

私は今、本当の本物の武術(中国武術、日本の古武道)の拠点を名古屋に作ろうと考えています。

今はまだ、構想の段階ですが、それは必ずやり遂げたいと考えています。


私が習ってきた、あるいは今習っている古武道は、すべて経歴のはっきりした本物の武道です。


本来、良貨が、悪貨を駆逐しなければなりません。

私はそれをやるつもりです。