今日は稽古日でした。

天気がいいので、また公園でやりましたが、日なたは暑いっすね。

九月だというのに、暑いっす。


で、木陰でやりましたが、木陰は、蚊がいっぱい飛んできます…。

食われまくりでした。

木陰でも日に焼けて、全身が熱かったです。


久しぶり、というか約10か月ぶりに、新しい方がお見えになりました。

この間、名乗らない無礼なメールはちょくちょくありましたが、そんなのは、結局返信しても無意味だと気付きましたので、今後は無視します。


今までは、私一人で全部やってきましたが、生徒さんの中で熱心な方は、稽古方法を大体覚えてくださいましたので、多少任せることができるようになりました。

それでも、技の実技や説明は私でないとできませんので、ずーっと動きっぱなしでさすがに疲れました。

今日は3時間40分稽古しました(笑)

まあ、途中で休憩をはさみながらやってますが、大阪から来られている人もいるので、なるべくたくさんやりたいと思ってます。


套路の稽古をしていたら、公園で遊んでいた小学生が、マネしてました。

「おじちゃんたちと一緒にやるか?」と言ったら、「空手かと思った」と言ってました。

まあ、太極拳と言っても通じないので、中国拳法だよと言っておきました。

「キミたち100人集まっても、おじちゃん一人の方が強いよ」

と言ってやったら、

「うちの学校100人いるから、つれてくる!」

「じゃあ、今すぐ連れておいで」

「無理!」

です(笑)


で、女の子が「(武器として)バーベル持ってくるよ!」と言うので、「じゃあ、おじちゃんは木刀だ」と言うと、木刀が分からないらしい。ので、二天一流の木刀を見せてあげました。

で、木の枝を木刀で真っ二つにしてやったら、びっくりしてました。


こういう子どもたちが、将来、武道武術をやってほしいと思います。


新しい方は、戸惑いながらもなんとかやっていました。この稽古は、ほかのどこにもない、陳式太極拳倶楽部独自のものですので、誰もが戸惑うと思います。


まあ、だから強くなれるのです。套路は重要ですが、それだけではダメです。力を出す稽古、体捌きの稽古、対錬、套路、推手、散手、それらが揃わないと、武術の稽古方法としては不完全です。


できるだけ若い人にやってもらいたいというのが、本当のところですが、若いうちはこういう地味な武術には興味が向かないものです。私などは浪人時代からこういう事をやっていたので、これが普通です。

スマホとかゲームとか、そんなものはなかったのです。たった25年前の話です。ずいぶん変わりましたね。


しかし、今はなかなか、難しいですね。お手軽な遊びがいっぱいあります。やっても、残らない遊びばかりですが。