合気道は、カリキュラム自体に欠陥があるので、まともにやっては強くはなりません。

独自に研究すれば、それなりに使える技もあると思えますが、それは結局のところ自己流です。


だから、武道というものが、上達の階梯であるとすれば、合気道はそれだけで完結していません。

我々の倶楽部は、これだけやれば初心者から上級者まで強くなり続けることができるカリキュラムですから、それだけで完結しています。


では、大東流ならばどうか。


私は大東流のいろいろな会派に行きましたが、正直、合気道と似たようなものでした。

本をたくさん出している有名な先生のところに何年か通いましたが、全く時間の無駄でしたね。

お金で段を売っていましたので、私は初段持ってます。


しかし、それで大東流の技が使えるというわけでもないので、まさしく段丘商売ですね。


何度も書きますが、力を抜いただけの人は、軟弱な人なので、技はできません。

若いころに、力を使っていろいろ鍛錬した結果、力を抜いても技が掛かるようになるのであって、何もやらないところで力を抜いてもほとんど無意味です。

だから、我々の稽古では常に全力を出すようにしています。力を抜いた状態で技をかけることもしますが、これは非常に難しく、また、実際に使えるようになるのは何年もかかります。


私が今、稽古している大東流の道場は、本当に技が掛かります。合気とか、力が要らないとか、そんなことは言いません。すべて、合理的な体の使い方で技を掛けます。


最も、こういう道場の方が少ないので、本当の大東流を知っている人も少ないでしょう。

まあ、合気上げをしてみれば、できているか否かは、一発で分かります。