保育園を偵察できるチャンス到来!

坊っちゃんの通う保育園は中には入らせてもらえず、一度下見に行ったときしか入ったことがない。

清潔感のなさに愕然とした記憶しかなく、詳細を覚えていない。

入園後は子どもたちが親に会いたがって泣くから、と中に入って様子を見るのは却下された。

中で何をして何を食べてるのか全くクリアでないので、夫と共に何度か話し合いにも行った。
(詳しくはこちら→保育園と懇談会 )

1月26日はインドのRepublic day. 

インド憲法が発布され共和国となった記念の日、インド全国の休日。
(インドは他宗教多民族国家なので、民族や宗教によって休日が異なる)

その日に合わせてRepublic dayの前々日、保育園では祖父母の日として親を保育園に招待し、一緒に祝いましょう、とお知らせが来た。

これは絶好のチャンス!

これを逃したらもう中に入るチャンスはない!と意気揚々と参加することにした。


ところがいざ行ってみると、通されたのは子どもたちのいる場所ではなく、2階の多目的室。
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園長の挨拶があり、園に対して何か言いたいことはないかと聞いてきた。

言いたいことは山ほどあるわ!

でも限られた英語の中で、とりあえず子供が園で何をして何を食べてるか、もっとクリアにしてほしい、そうしたらもう夫と来ることもないから、と伝えた。

だからって聞いてくれることはないだろうけどね。


その後参加した親の子どもたちが2階に上がってきて、一緒にゲームをした。

パズルをどれだけ早く完成させられるか、20200124_104530
コップのタワーを30秒で完成させられるか、20200124_120806
スプーンにライムを載せてくわえ、誰が一番早く歩けるか、、、20200124_121510
どれもシュールすぎて、なんの盛り上がりもなく面白くもなく、淡々と行われた。

ゲームをしてる当事者は何かの罰ゲームのようにただただ注目を浴びるだけ。

その中で不覚にもただひとり、コップタワーを30秒以内に完成させてしまい、拍手喝采を浴びてしまった。

真剣に楽しんでる人みたいやん!


こうして、来た意味があったのか、イベントは終わった。

子どもたちが親と離れるのが嫌で泣きまくってる中、そそくさとひとり階下に降りていく坊っちゃん。

母は嬉しいような寂しいような。


でも、英語を話したりタミル語を話す子どもたちの中で、「ノー!!」と自分の意思をはっきり主張し、仲良く遊ぶ坊っちゃんを見て、この世の中にはいろんな人がいるんだ、と知ってくれればそれが一番の勉強かもしれないと思った。

そして間違いなく自分はインド人だと思いこんでいる。

まぁ、ほぼインド人やな。