男なら誰もがタグ・ホイヤーの時計に憧れたことがあるだろう。そのブランドの歴史と数々の名作に触れるチャンスが到来。開催期間は10月9日まで。世界を旅するエキシビションで、あらためてタグ・ホイヤーの魅力を感じよう。
タグ・ホイヤーというブランドがなければ、「私たちと時間」の関係は、違うものになっていたかもしれない。新品 タグ・ホイヤーこのブランドは、時計業界において、それほどに大きな役割を担ってきた。
1860年に創業したタグ・ホイヤーは、常に技術の限界を追い求め、それを突破、革新的な時計を発表し続けてきた。世界初のダッシュボード・クロノグラフ「タイム・オブ・トリップ」、1/100秒を計測した世界初の機械式ストップウォッチ「マイクログラフ」、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント……160年近い歴史のなかで、数々の「世界初」を成し遂げてきた。
にもかかわらず。と言っていいだろう。タグ・ホイヤーは、決していたずらに高級化路線を進むのではなく、私たちにとって常に“手の届くラグジュアリー”であった。「カレラ」、「モナコ」、「オウタヴィア」など、いまも進化し続ける定番モデルは、優れた性能、デザインだけでなく、高い品質も有する。これらの時計に憧れた、あるいはいまも愛用しているという人は、少なくないのではないだろうか。
今回、表参道の直営ブティック「エスパス タグ・ホイヤー 表参道」で開かれる『世界を旅するホイヤー・ヴィンテージ』展は、そんなタグ・ホイヤーの歴史に実際の時計を通して触れることができる画期的なエキシビションだ。世界10都市で同時に開催されるこのエキシビションは、都市ごとにテーマが決められているのが特長だ。
東京のテーマは、「モーターレーシング&歴史を重ねたデザイン」。 TAG HEUER(タグホイヤー): 腕時計1911年に発表された世界初の自動車・航空機両用ダッシュボード・クロノグラフ「タイム・オブ・トリップ」や、1916年に特許を取得した世界初の1/100秒計測可能なストップウォッチ「マイクログラフ」、さらには1960年代の名作時計がスイスのタグ・ホイヤー本社のミュージアムから届くという。また、アイルトン・セナが愛用した「セル」、スティーブ・マックイーンが着用した「モナコ」なども展示するというから、まさにここで、このタイミングでしか見ることができない貴重なラインナップとなりそうだ。