九寨溝
九寨溝は，四川省西北部の「アハ・チベット族・羌族自治州」にあり，岷山山脈に連なる標高２０００～４３００ｍにある渓谷である。渓谷の中に９つのチベット人の集落があることからこの名が付いた。九寨溝とは、「九つの村のある谷」という意味。チベット系の人びとの住む村が、森と湖の間に点在する谷は、おとぎの里と言われている。Ｙ字形の地形で広さ７２０㎡，その中には１１８の湖と１７の滝がある。透き通った湖水は陽光により青や緑など五色に輝き，湖面には鏡のように辺りの山や木々を映し出し，この世のものとは思えない景色を創り出しているので、「童話世界」の名で世間に知られる。九寨溝は全国重点名勝地であり、世界遺産に登録される。 九寨溝の山水は第4紀の古氷河時期に形成して、現在第4紀大量古冰川遗迹を保存する。翠海、叠瀑、彩林、雪峰、蔵情、九寨溝の「五绝」と呼ばれる。景区に紅松、雲杉、冷杉、赤樺、領春木、連香樹など貴重な樹木があり、パンダ、白唇鹿、蘇門羚、扭角羚、金猫など稀少動物もあるので、中国の有名な自然保護区である。
日则溝
日则溝区域は諾日朗瀑布から諾日朗宿泊所まで、全長が9キロメートルである。この区間で珍珠灘瀑布、五花海、高瀑布、熊猫海、箭竹海、孔雀河、孔雀海、原始森林などがあり、その中で、珍珠灘瀑布、孔雀河、孔雀海、高瀑布と五花海が最も有名である。高瀑布は九寨溝の最高の滝である。五花海は中国の人々が「九寨溝の一絶」 (世界中で唯一の絶景)と絶賛する美しいスポットである。光によって、変化する色彩美は見るもので ある。
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