世界中の人と共感できる写真が撮りたくて、世界中の人間の共通点を探しました
思考、宗教、肉体、習慣、環境、全てがことごとく違う中で
ただ一つ
僕が見つけられた人間の共通点は、今、「生きている」という事でした
だから僕は、「生きるという事」をテーマに写真を撮り
世界中の人と共鳴したいと思っています
Einsame Blumenは孤独の花という意味で、
「僕の中にある孤独」を撮り溜めた写真郡です
生きるということは、「孤独」と「絆」のバランスを決めていく
個々人の物語だと感じています
「孤独」は負のイメージを持つことが多いと思いますが
孤独こそ自己の自立のために不可欠な状態であり
もっとも清楚で謙虚で美しい状態だと信じています
僕は、孤独の美しさと強さを花に託して撮っています
孤独と絆はあくまでバランスの問題で
どちらも必要だから
孤独の美しさを撮り続けたいと、今は思うのです
人は迷いの中で孤独に耐えられなくなり
孤独を避けることがあります
Einsame Blumenを見た時に心に微かな希望と美しさを信じる強さが生まれ
迷いと不安が消えたら
カメラマンとして最高の喜びです
BY 蛎崎 洋