Q)酸化アルミニウムに水酸化ナトリウム水溶液を加える
Al2O3+ NaOH →
A)酸化アルミニウムに水酸化ナトリウム水溶液を加える
Al2O3+2NaOH+3H2O→2NaAl(OH)4
両性酸化物であるAl2O3は、HClなど酸とも反応(中和反応)し、塩基であるNaOHとも反応します。HClと反応する場合、
Al2O3+3H2O→2Al(OH)3
といったん水をつけ加え水酸化物としてから反応式をつくります。
Al2O3+3H2O+6HCl→2Al(OH)3+6HCl
→2AlCl3+6H2O
同様にして、NaOHと反応する場合。
Al2O3+3H2O+2NaOH→2Al(OH)3+2NaOH
→2NaAl(OH)4(→2Na++2[Al(OH)4]-)
テトラヒドロキシアルミン酸ナトリウムが生じテトラアルミン酸イオンとなって溶解します。これは知っておく必要があります。
アルミニウムイオンの含まれる水溶液にNaOH水溶液を少量加えるとAl(OH)3が沈殿しますが、過剰のNaOH水溶液を加えると、テトラヒドロキシアルミン酸ナトリウムが生じテトラアルミン酸イオンとなって溶解します。
地球内部のマグマが地表付近で放熱して冷却されると結晶が生成します。これが鉱物です。鉱物には色々な元素が含まれます。石英(水晶、SiO2)は岩石中に最もよくみられる鉱物です。方解石は石灰岩を構成するCaCO3の鉱物で、石英についで多く産出されます。ボーキサイト、コランダムはアルミニウムを含み、組成式はルビーやサファイアと同じくAl2O3です。不純物として含まれる金属(クロムや鉄等)の種類等によって異なる色を呈します。
地殻中に含まれる割合の多い元素は、多い順に酸素、ケイ素、アルミニウム、鉄、カルシウム、ナトリウムとされています。