☆ナトリウムフェのキシドを高温、高圧のもとで二酸化炭素と反応させる
C6H5ONa+ CO2 →
★ナトリウムフェのキシドを高温、高圧のもとで二酸化炭素と反応させる
C6H5ONa+ CO2 →C6H4OH COONa
配向性はオルト位です。-ONaは電子供与性です。
C6H4ONaCOOHとはならずにC6H4OHCOONaとなります。カルボン酸よりフェノールは弱い酸だからです。
この反応において、COOが上記のようにつけ加わるのもオルト位なのもそのまま覚えておきます。
アルコールの-OHは酸性でもアルカリ性でもありませんが、フェノールの-OHはOの非共有電子対がベンゼン環に流れ込むことによってO-Hの共有電子対がO原子に引き寄せられることでH+が電離しやすくなっています。
C6H5O: H→C6H5O-+H+
なお上記生成物に希硫酸を加えると、サリチル酸C6H4OH COOHができます。
カルボン酸より希硫酸の方が強い酸だからです。
酸の強さ順に希硫酸>カルボン酸>炭酸>フェノールとなります。
サリチル酸は塩化鉄(Ⅲ)水溶液で赤紫色を呈します。解熱鎮痛作用がありますが副作用が強いため、OHの部分がエステル化されたアセチルサリチル酸C6H4OCOCH3-COOHが開発されました。フェノール性OH基をもたないためアセチルサリチル酸は塩化鉄(Ⅲ)水溶液で呈色しません。
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