☆硫酸銅(Ⅱ)五水和物の結晶を150℃/250℃に加熱する

(150℃) CuSO5H2O →

(250℃) CuSO5H2O →

 

 

 

 

 

 

 

★硫酸銅(Ⅱ)五水和物の結晶を150℃/250℃に加熱する

(150℃) CuSO5H2OCuSOH2O+4H2O

(250℃) CuSO5H2OCuSO5H2O

硫酸銅(Ⅱ)五水和物の結晶は青色、CuSOH2Oは青白色、CuSOは白色です。白色のCuSOは水分を吸収して青色になります。五水和物に変化したからであり、これを用いて水分の検出が可能です。

 

Cuの電子配置は
 1s(2)2s(2)2p(6)3s(2)3p(6)3d(10)4s(1)
と、K殻に2個、L殻に8個、M殻に18個、N殻に1個ですが、2価イオンになる時には4sから1個、3dから1個の電子が取れます。d軌道に1個空きができます。このCu2+のまわりに水分子などが配位することで、d軌道がエネルギーの高いものと低いものに分かれます。光があたってエネルギーの低い準位から髙い準位に電子が励起される際吸収される光の波長が青色の補色であるため、たとえば水分子が4個配位した(水和した)Cu2+の場合青色を呈します(NH3分子が4個配位したCu2+の場合深青色を呈します)。

d軌道に電子が入る空きのある遷移元素のイオンでは、アルカリ金属やアルカリ土類金属などのイオンとは異なり、分子が配位して様々な色を呈します。