アクサン・テギュとアクサン・グラーヴ | シュマン・アッシュ ブログ 

アクサン・テギュとアクサン・グラーヴ

アクサン・テギュは、e の上につくカタカナの”ノ”ですね。é です。

そしてアクサン・グラーヴはその反対向きの”ノ”がつきます。è ですね。

ディクテなどをしていると、アレ?ここテギュだったかな?グラーヴだったかな?ってなことがたまにあります(;^_^A

実は厳密には発音が違うのですが、日本人にはものすごく聞き分けにくいのです。

ちょうど先日聞いていたラジオで、フランス語の先生がテギュとグラーヴで迷ったときの判断の仕方を話していました。

そのpodcast がこちら。

http://podcast.rmc.fr/channel30/20101109_bourdin_1.mp3

23分30秒ぐらいからです。

orthographe(綴り)の先生が、いろいろ話していますが、なんといってもラジオなので非常にわかりにくいですね。

ですが、ぜひ聞いてみてください。

ここでは、グラーヴがつく場合、その単語の最後に”牛の鳴き声・ウゥ~”がつけられるといっています。牛の鳴き声というより、日本人的には、狂犬が低い声でうなっているかんじです。うぅぅ~っと。(聞くととわかります)

例えば、chèque (小切手)はアクサングラーヴがついてます。シェックと発音しますが、コレに牛の鳴き声をつけてみましょう。シェックウゥ~。これがしっくりくる場合は、グラーヴだそうです。

逆に、chéquier (小切手帳)はアクサンテギュですね。シェキエと発音しますが、コレに牛の鳴き声をつけてみましょう。シェキエウゥゥ~。う~ん、しっくりきません。だからエギュだそうです。

他にも、mère(母・メール→メールウゥゥ~)
collège (中学校・コレージュ→コレージュウゥゥ~)
élève (生徒・エレーヴ→エレーヴウゥゥ~)

おお!全部しっくりきますね!

ってすみません、説明がヘタで…m(_ _)m

このorthographeの先生が7歳の時学校で教わったやり方だそうです。

この、しっくりくるかこないか、というのがもしかしたら、ある程度フランス語に慣れていないとわからないかもしれません。

基本的に、ウ行(母音のウの段)で元の単語が終わっていることが多いですね。

中級以上の方ならば、感覚的にわかるのではないでしょうか?

今週はこの日以外にも、この先生が話していたので、また別のエントリーでも取り上げてみたいと思っています。