仕事によって価値の出し方というのは変わります。
その分類の1つが「ストック型」と「フロー型」での分類です。
ストック型
ストック型の人は、専門領域における情報やノウハウによって価値を出します。
会社の中には、「広告のことは◯◯さんに聞け、中国市場についてはXXさんに聞け」といった生き字引のような人がいることがあります。
そういった人は、自分のもっている情報をフル活用することで価値を提供します。
パソコンで言うとリッチなHDDのような人です。
フロー型
一方、フロー型の人は、情報やノウハウではなく、「考え方」によって価値を出します。
専門ではない領域においても、気の利いた意見や本質的な発言ができる人が稀にいます。
そういった人は、もらったインプットをもとにプロセス(考え)を回すことで、他の人には決して出せないようなアウトプットを出します。
パソコンで言うとハイスペックなCPUをもっている人です。
タイプと人としての魅力
戦略コンサルタントにおいては、全員ではないですが、ほとんどの人がフロー型です。
だからこそ、ほとんど知らない業界でも戦略構築ができますし、クライアントに対して価格に見合った価値の提供が可能なのです。
ただ、プロセッシングマシンであることが人としても魅力であるかどうかはまた別問題です。
なぜならば、プロセッシングマシンであることは、同時に「インプットがなければアウトプットすることができない」ことを意味するからです。
人は自分の考えをもって、様々な意見を発信しているような人を魅力的だと感じます。
例えば、孫正義氏、佐々木俊尚氏、池田信夫氏など、非常にシンパが多いです。
そうした人は(ハイスペックなCPUも持っていますが)自身の専門領域に対して、自分なりの深い考えをもっており、その考えを発表しているのです。
フロー的な側面を強調されがちな戦略コンサルタントですが、人としての魅力をあげ、世の中に自分の考えを発表していくためには、ストック型での価値の出し方もできるようになっていく必要があるでしょう。
