今はもう居ませんが隣の課の派遣さんが、なかなかのツワモノでした。

営業の男性一人、事務は派遣さんという二人体勢でしたが、
営業さんは出張が多く、ほとんど居ません。
それをいいことに、派遣さん、まず9時には来てません。

取引先からの電話に私や他の課の女性が出て、「すみません・・・」と言うと
向こうは苦笑して「まだ、来られてないんですね?」と答えるありさま。

それでも最初の頃は5分遅れ、10分遅れ位だったんですが、
だんだんひどくなって1時間遅れ、2時間遅れで来る事もしばしば。
それも、まあ、「ごめんなさい寝坊しました。遅れます」とか電話があって、
いつ来るかわかってれば対応できるんですが、無いことも。

うちの課じゃ無いし、向こうの営業の男性に苦情を言うのもなんか言いつ
けるみたいでイヤなのでそのままにしといたら、更にひどくなって、
午後にならないと来ない日も出てきました。

注意しないとそれでいいと思うのか、午後出社のペースも月に1回位から、
2週間に1回、ついには週1回とかだんだん頻繁になって行くんだよね。

さすがにこれはいかんだろと、隣の課の営業さんに
「遅れないのが基本だけど、遅れるんだったらせめて来る時間と
その間の仕事をどこへ振ったらいいかを教えてください」
と申し入れました。
すると、うすうす気付いていたらしい営業さんが
「来てない時は、僕の携帯に電話して」と。
いや、毎日だから!

で、かなりまわりの課からヒンシュクを買っていたのですが、とうとう
私の堪忍袋の尾が切れる日がやってきました。
(私がそこの電話取ることが一番多いんだよ)

なんの連絡も無いまま、午後になり、体調でも悪くてお休みするのか
しらと思っていたら・・・・・
出てきました 4時半に・・・・。あと1時間で終業時間ですが?
しかもバツが悪いのか、まわりの課の女性達にゴメンナサイの一言もナシ。


さすがに、そういうのを何度もやられちゃたまらないので、営業事務の女性だけのミーティング(この日は正社員だけで、派遣さんは出てない)で、支社長に直談判。
支社長「え?よく来てない事があるとは思っていたけど、そんなにひどいの?」
と言ったら他の課からの援護射撃がまるで一斉砲火のように・・・支社長火だるま状態(笑)。
支社長「・・わかった、○×君(該当営業さん)と話すよ」


その後、半年ほどで数回話をしたらしいが改善されず。

派遣会社の担当営業者を呼びつけて話を聞くとまったく把握しておらず、支社長ブチ切れ。
結局、あまりのことにその派遣さんは契約更新成らず、派遣会社は(某ス○ッフサー×ス)うちの会社グループ会社含め出入り禁止になりましたとさ。
めでたしめでたし・・・なのかな。


実は後日談もある・・・。色仕掛けにて関係会社の取引先に就職を果たしたらしいと・・・。 しかも、やっぱり遅刻し放題だって。
もう勘弁してください。