今の家に住み始めて、もう一年経ったんだなぁ．．．と、自分の過去記事を読んで感傷に浸ってます。
なぜ「引っ越して一年」ではなくて、「住み始めて一年」なのか？
それはちょうど去年の今頃、シンガポール旅行から帰ってきたら、自分の家の井戸が壊れていて、義父の家に避難のために「一時的に」移り住んだことが発端だからなんです。
義父と私達家族の同居がなかなか快適だったこともあって、「じゃあいっそのこと一緒に住む？」という流れでした。
ところが同居も落ち着いて生活が楽しくて仕方ないといった頃合いの３月、義父は仕事でLAに行かなくてはなりませんでした。飛行機に乗れなくなった義父を私達が車でLAに送り届け、「来月迎えに行くからねー」なんて言ってたんです。
なのにそのままずっと帰って来られなくなり、それ以来ずっと義伯母（義父の姉）のところで滞在しています。
義伯母はLAにある大きい家に一人暮らしだったので、このロックダウンで孤独にならなかったのは救いです。
でも私達は義父の家で快適に暮らしているのに、家の主である義父が家から離れて不自由な居候生活を強いられているのが気の毒で．．．
すっごく申し訳ない気分です。
ところで来週は義父と義伯母が誕生日を迎えます。
何か心が癒されるプレゼントをしたいけど、２人とも何も欲しいものはないって言うし、このご時世、物をもらっても扱いに困るから、本当に何も要らないと言うのです。
うーん、困ったなあ
だったら「モノ」ではなくて、何かスペシャルなこと．．．？
ふむむむ
何がいいかなあ〜？？？
あっ
これだ
というわけで、急ですが、サプライズで会いに行くことにしました。
もちろんソーシャルディスタンスはしっかり守って、訪問は戸口まで。家の中には入らないつもりでいます。
明日（金曜日）、夫の仕事と次女のオンライン授業が終わってから出発します。急な決定だったのに、長女はバイトはお休みできるそうです。やったー
今は旅をする人が少ないせいか、わりとすんなりAirbnbで宿を予約できました。夜中までには到着できるかなぁ？
翌日は一日中、義父と義伯母の好きな食べ物を宿で料理して（だからホテルではなく民泊なのです）、それを保存容器に詰め込んで持って行き、プレゼントしようと思います。
（かつて義伯父の生前に住み込みだったヘルパーさんの冷蔵庫がもう一台あるので、余分な食料を持ち込んでも大丈夫なはず！ ダメなら持って帰って自分達で食べます
）
）彼らは２人とも高齢で（９５歳と８８歳）、毎日の料理が大変なので、ほとんどがウーバーイーツなんかの宅配で食事を済ませているらしいのですよ。
義父は和洋中なんでもござれではあるものの、ヴィーガンだから外食では栄養が偏りがちかもしれません。ちゃんとバランスよく栄養を摂取できてるのか心配なんです。
しかも義父は、夫には「Chemarの作ったものが食べたい、恋しい」と密かにこぼしているらしいのです。
そんなことを耳にしてしまったら、義父の大ファンである私。「何か作って食べさせてあげたい」という思いが大きく膨らんでしまうのも当然。
娘達も、この７カ月間どこにも旅行に行けなくてウンザリし始めている時期でもあるし、「ここは思い切って行ってみようか？」ってことになりました。
ってなわけで、今週末は久々の旅行です。
義父と義伯母に会えるのが嬉しすぎて、今夜は眠れないかも。（もう午前２時よっ！）