ノンフィクション2作品見ました。 | しあたー☆時間の旅

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テレビは朝と夕方くらいしか見ないことが多いのだけど
今月はたまたまやっていたドキュメンタリーを2作品を見た。

最初はNHK Eテレ「満蒙開拓団の女たち」

戦前、岐阜県の山間地から、旧満州(中国東北部)・陶頼昭に入植した650人の黒川開拓団。終戦直後、現地の住民からの襲撃に遭い、集団自決寸前まで追い込まれた。その時、開拓団が頼ったのは、侵攻してきたソビエト兵。彼らに護衛してもらうかわりに、15人の未婚女性がソ連兵らを接待した。戦後70年が過ぎ、打ち明けることがためらわれてきた事実を公表した当事者たち。その重い事実を残された人々はどう受け止めるのか。(NHK ホームページより)

見ている間、衝撃で固まってしまうほどだった。
こんな言いにくいことを後世に残すため語った勇気に。
時代、環境、その他もろもろ理由はあるのだろうが

親が娘を性の接待に差し出したこと。

しかもほとんどは10代の未婚女性。
そして差し出されたこと。
その肉体的、精神的の辛さ。恐怖。
帰国後の仕打ち。
全てが想像を絶するものだった。
自分がいかに平和な時代にのほほんと生きているのか。
絶対にこんなことを繰り返してはいけないということだけはわかるのだ。
もう、あとはこれ、まだ見れるようであればご覧になってみてください。
 

 

もうひとつは フジテレビ
「オレがやらなきゃ誰がやる!?北朝鮮へ送るラジオ放送「しおかぜ」~「北朝鮮にいる日本人の皆さん、必ず助け出します!」 
して
北朝鮮拉致問題のために、毎日北朝鮮に送るラジオ放送をしている村尾建兒氏を追ったもの。

下記のサイトでおおよその事が書かれている。
興味のある方はご覧になってみてください。

ザ・ノンフィクション

 

この記事には詳しくは書かれていないのですが
村尾さんを突き動かしているもの。
それは亡きお父様から教えられた
「正義のために仁義を貫き通す」こと。
お父様は東映の任侠映画の脚本を多く書かれていた村尾昭氏。
そのような弱気をたすけ強気をくじく「仁義」の大切さを
お父様の作品によって教えられたそうです。
村尾昭氏の墓石には仁義の「仁」の字が彫られてありました。
 

わたしは村尾昭脚本作品では
ソクブン監督と共同脚本の「明治侠客伝 三代目襲名」が好き。

 

 

冒頭の汐路章がアラカンを刺すシーンからすでに釘付けになります。
鶴田浩二の男気ぶり、色男ぶりをたっぷり堪能。
娼婦と言うにはまだ可愛すぎる藤純子との恋物語の切なさに
色気ぷんぷんな作品であります。

 

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