2007年 アメリカ
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアプロ・コディ (2008年度最優秀脚本賞)
キャスト:エレン・ペイジ/マイケル・セラ/ジェニファー・ガーナー/ジェイソン・ベイトマン
16歳のジュノが友達以上恋人未満の同級生ブリーカーと興味本位でしたセックスで妊娠してしまった・・・とい事件からはじまるストーリー。
邦画であったらぜったい重たい作品になるだろう題材があっさりと描かれている。
ジュノは性格的にちょっとエキセントリックなところのある女の子。
自分の妊娠についてもジョークを入れて話したりすることがあり、話もテンポよく進んでいく。
妊娠して、自分が育てられないので子供が欲しくいカップルと養子縁組・・これでいいじゃん。
という感じが、
えっ?そんな軽くていいのか?と思っちゃうのだが、ジュノはけっこうそれでいてこれからのことも赤ちゃんのことも自分なりに考えていている優しい女の子。
とても可愛らしいキャラクターに描かれていると思う。
彼女の周りにいる人たちもみんなそう。
映画の中で何度も恋人未満の彼が所属する陸上部のメンバーが走っているシーンがあるんだけど
それがすごくうまく使われている感じがした。
特に前半のジュノが妊娠を知り、一瞬自殺しようなんて考えるあたりの使われ方がいい、と私は勝手に思ったりした。
またまた余談のような感想ですが
この映画を観ていると軽く描かれているとはいえ、ティーンの妊娠で、養子縁組なのか、堕胎なのか、自分で育てるべきなのかということを考えさせられると思う。
もちろん、セックスする段階でもっと考えなければいけないってことは当然なのだが
私は実際、このようなケースで養子縁組した方を知っていて、縁組するときの苦労、子育てのこと、その告知の時の話を直接、聞いているので私は養子縁組は悪いことではないと思う。
ただ、今の日本ではなかなか難しい話なので別なのかもしれない。
どちらにしろ、傷つくのは女性。
どの選択をとっても心の痛みが伴うことですね。
だからどれが悪いということはむやみに言えない。
そんな女の子ばかりが!ってなジュノの気持もちゃんと描かれて、私はいい映画だと思いました。


