プレイボーイで天才発明家で大金持ちであるという今までにないヒーローをロバート・ダウニー・Jr、すごく良く演じていてはまり役だと思う。
またその秘書であり、ヒロインでもあるグウィネス・パルトローもセクシーというのでなく品があって良かったなー。
ちょっとネタバレになるかもですがプレイボーイのトニーがそのグウィネス扮するペッパーとまだ唇もふれないでいるってのがまたいいじゃぁないですか。
自ら開発した兵器がテロリストたちに悪用されアフガニスタン市民を苦しめているという矛盾を抱え込んでいるというヒーローなのに暗さや重たさがなく笑いもあるところがこの映画の見どころであり、今のアメリカというか現代
社会の皮肉にもなっていて面白い。
「シーザーのものはシーザーに返す」とジョークをいってトロフィーをシーザーのカッコをしたような人に渡すトニー。
映画の後半になってきて、そのジョークのとおりに何か元にあるべきものを元に戻しているのだろうか、このアイアンマンというヒーローは・・・と思ってしまった。
次回作ではトニーの抱える矛盾とその苦悩、それからペッパーとの恋の行方が観れるかな、どうかな?
と今から楽しみである。
そうそう、冒頭のBGMにAC/DCってのも