妄言 | あるけみすとのつぶやき

あるけみすとのつぶやき

すとりっぷ♪劇場で感じたことを徒然なるままに…

※ これより先は、オイラが知り得たことから思った「妄言」です。そこには、事実と反することや、思い込み・誤解が含まれてるかもしれません。読んで不快になることも書かれているでしょう。特定の個人を悪し様に悪く言う部分もあります。それをご理解頂いた上で、読むか否かをご判断下さい<(_ _)>(むしろ、読まないことをおすすめします。)


























 オイラがこんなことを考えるのはおこがましいと思う。でも考えずにはいられない。「彼女の踊り子人生は幸せだったのか?」「悔いなく“ラスト”を迎えられたのか?」と…。 

 彼女との出会いは3年前の仙台。でもこの出会いは決して最良とはいえないものだった。なぜならそれは某嬢のチームパートナーとしてだったからだ。当時のオイラは観劇し始めで、まだ色々な“仕組み”について知らなかった。そんなオイラの目にも、そのチームショーは対等な「チーム」ではなく、明かな「サポート」に映るものだった。

 でも、その印象は二度目の出会いで一変する。この時の演目は嵐の『ハピネス』で始まる、ピンクのウサギの衣装での演目だった。閉じられた幕間から元気に飛び出し、明るくコミカルに踊る彼女(余談だが、これまで男性アイドル、特にジャニーズには全く興味がなかったオイラが、嵐を聴くようになったきっかけでもあるw)、そして2曲目、一転して、白のワイシャツに黒のスラックス姿でキレのあるヒップホップを踊る彼女を見て「心底踊りが好きなんだなぁ」と思った。その後、仙台を中心に彼女のステージをよく観るようになった(彼女もまた、よく来仙してくれる舞姫の一人だった)。

 そんな彼女に不幸が訪れる。ひとつは原因不明の体調不良、もうひとつは某嬢の逮捕(後に証拠不十分で不起訴)だった。容疑が容疑だっただけに、チームを組んでいたという理由で(しかもそれは本人の意志ではないのに)根も葉もない、酷い誹謗中傷を受けたようだ。その、自らの力ではどうしようもない苦悩を、当時のブログに綴っていた記憶がある。
 それにもかかわらず、会社は某嬢のAVデビューかこつけた二度目の地方公演で、再度チームのオファーを彼女にしてきたという。このオファーは体調不良を理由に断ったらしい。結果、某嬢はソロ演目だけでコースを廻ることになる。

 翌年、原因不明の発熱での体調不良を理由に4月から“ロンバケ”に入る。そこで一度目のお別れ。原因が判らないだけに、本当に復帰出来るのか不安で「ホントはもう二度と会えないのでは…」という気持ちでお別れしたのを覚えている。
 でも彼女は6月に復帰、復帰二館目に仙台に来てくれて「お帰りなさい」を言うことが出来た。その後、順調にコースをこなしていたが、今年1月、体調不良による降板と再度の入院となる。8月に無事退院、自宅での静養に入った矢先、コース切りよりコースのオファーがあり、体調不十分を理由に断ったところ、逆ギレされたらしい…。
 そして、今回の”復帰”公演となるのだが、そこに本人の意志とは異なる、何か大きな力が働いたりはしてなかったか?思い通りに動かない踊り子に対して“趣旨返し”のようなことはなかったか? …何の根拠もない。もしかすると、”逆ギレ”の真相は彼女の体調を慮っての苦言だったのかもしれない。でも、本人発表の前に劇場側から“ラスト”のアナウンスが流れるなどの不自然な動き、公演“前日”のブログでの告白など、疑いの“種”はソコココに…。

 劇場の数が激減した現在、全ての踊り子さんの希望が叶うとは、もちろん思っていない。でも、だからこそ“引き際”の判断くらいは踊り子さんの意志を尊重してほしいし、また彼女にはしてもらえるだけの”資格”はあったと思う。オイラは、ストップとそれを支える踊り子さんには尊敬と信頼を感じている。しかし、同時にそれをとりまく“見えない部分”にはある種の不信感を禁じ得ない。それは見えないが故の思いこみかもしれない。でも、そう思う場面は決して今回ばかりではない。「踊り子さんの思い通りに」とは言わない。せめて「フェア」に扱ってほしい。

 最後に、出来れば引退公演として来仙して欲しかった。彼女が来仙するとき、必ず来る車椅子の青年がいたから。彼は彼女に直接「さようなら」を伝えることはできたのだろうか…