12.7.28仙台雑感 | あるけみすとのつぶやき

あるけみすとのつぶやき

すとりっぷ♪劇場で感じたことを徒然なるままに…

 いや~参りました、ジョジョ展。人気があり過ぎて土日前売り券が既に売り切れ、当日券の販売中止、初日の28日は7:30より整理券の配布開始(会場は10:00)という状態だったようで…(T_T)。「こりゃだめだ…」ということで、チョットゆっくりお昼を食べて、早めに仙台ロックに向かいました。
 今回の仙台の香盤は、ベテランの瀬能 優姐さんに4人の”新人”というフレッシュな香盤です。約4カ月ぶりの瀬能姐さんはもちろん、ショウコ嬢と藤月ちはる嬢はちょうど一か月前に拝見し、気になる新人さんだったので楽しみにしていました。図らずも午前中ゆっくりできたお陰で気力十分で臨んだ仙台プンラスでの観劇。
※ なお、踊り子さん方のデビュー年その他については「STRIPwiki」 http://www36.atwiki.jp/stripwiki/  を参考にさせていただきました(いつもお世話になっています<(_ _)>)。

1)伊吹 千夏 嬢(初見)
 2010年デビュー・東洋所属の踊り子さんですが、ポラコメによると2週乗った後しばらく休業し、今月頭に復帰したばかりだそうです。見た目の第一印象は「歌手の『Y〇I』に似ているなぁ」。でも、”本物”よりも明るくニコニコした印象で、よりキュートでした(←という発言はY〇Iファンを敵にまわしそうですね m(__)mゴメンナサイ)。演目は1個出し。女性Vo.の洋楽ポップスメドレーを、スカイブルーのドレス→ピンクのミニドレス→ガウン風のベッド着で舞います。ダンス・ポーズともに基本に忠実で、しっかりした印象の舞姫でした。ポラの時の話しぶりは、見た目以上にチャキチャキ話す感じで(しかも、回を重ねるごとに勢いを増しw)、時折のぞく関西アクセントが新鮮でした。

2)瀬能 優 嬢('12.3頭ぶり8回目)
 本香盤唯一の、そしてロック座の踊り子さんの中でも屈指のベテランさん(でも見た目の可愛らしさは決して引けをとらないw)。演目は和物の1個出し。ヒョウ柄(!?)のお引きずりを黒い帯で前縛りにして、本舞台中央の椅子に客席に背を向けて座って登場、アップテンポの曲にあわせて踊る。2曲目には和傘を用いて一舞、3曲目で帯を解いて赤の襦袢姿に…。襦袢のすそが乱れたときに、和服に似つかわしくない黒のガーターベルトが覗くところがセクシー。一旦袖に下がりベッド着(これもヒョウ柄!)で登場、椅子を使ってひとしきり踊ったのち前盆でベッド。注目したのはこの時のポーズ切り。非常にゆっくりとポーズを切ります。例えば、スーパーLの時などゆっくりと腰を上げていき、そこからさらに10~15秒以上(←曲の2小節程度)かけてゆ~っくりと脚を上げていく…。太極拳などは反動を使わない分、見かけに反して筋力が必要だと聞きますが、このポーズの切り方は同じ理由で見た目以上に大変だと思います(案の定、演目が終わると毎回汗びっしょりに…)。飄々とこなしているようで、毎回見るごとに何かしら新しい発見がある優さんのステージはすごいです。

3)ショウコ 嬢('12.6結ぶり2回目)
  2012年4月デビューの彼女、6結の浜劇初見の踊り子さんです。演目は、土日の4回公演にあわせて2個出し(←初挑戦だそうです)。1・3回目は6結浜劇で拝見した演目。デビュー作で、久しぶりに演じたそうです。浜劇のときより明らかに進歩していました。例えば、2曲目始めに舞台上で最初の衣装を脱ぐ際、左右にステップを踏みながら脱ぐようにしていたし、腰上げでのLのときも、腰を十分な高さまで引き上げられるようになっていました。
 2・4回目は新作。ミニのウエディングドレス姿で登場、〇ー娘。の『ハッ〇ー〇マーウ〇〇ィ〇グ』でダンス。2曲目はK-POPアイドル・シー〇〇ットの『トゥ〇ン〇ル・トゥ〇ン〇ル』という曲。この曲、かなりハイテンポな曲で複雑な手振りとステップの振り付けがなされていたが、これを懸命にこなしていた。かなりのレッスンを積んだのではと推測。ベッドは日本人女性Vo.のバラード2曲でしっとりと演じてフィニッシュ。全体として随所に努力の跡が見られ、今後の活躍が期待できる。

4)香山 蘭 嬢(初見)
 2011年11月デビュー。目鼻立ちがはっきりしていて、セクシーな印象の踊り子さん(←本人も自覚している様子のポラコメあり)。1個出し。本人によると「花火大会の日、浮気をしてしまった人妻」をイメージした演目らしい。1曲目、浴衣姿(ただし、ベッド着のような薄布)に黒の扇子で人妻を妖艶に表現。2曲目は一転、ラテン調の曲。浴衣を脱ぐと 、カーニバルの衣装のようなスパンコールで飾られたブラ&マイクロミニになってダンス。リズム感、腰の動き、手振りの表現力などダンスはかなり上手い。3曲目には浴衣を再度羽織り(←結局、実際にベッド着になる)ながらブラ&ミニを脱ぎ、ダンス~ベッド。浴衣の裾からのぞく下腹部はパ〇〇ン、しかし本来お〇〇がある場所にはお花の〇〇ゥが…。ベッドのポーズもしっかりしており、ダンス・ベッドともにレベルが高い踊り子さんでした。ところがポラになると、まるで人見知りのように大人しくなってしまうところがかわいいw。妖艶で小悪魔的な外見とのギャップが萌え要素かな♡

5)藤月 ちはる嬢('12.6結ぶり2回目)
 ショウコ嬢と同様に2012年4月デビュー。こちらは6結SNAが初見。2個出し。1・3回目は新作。1曲目、夏服のセーラー服で登場、モップで掃除中だが気持ちが入っていない様子。なにか思いつくと観客に「ひ・み・つ♡」のアピールをしてから袖に下がる。再度登場した時は、茶髪ロングのウィッグに大きなリボン、赤地に白水玉のワンピで登場(←学校帰りに駅で着替えて遊びに?)、アイドルアイドルした振り付けを軽快にダンス。3曲目にワンピを脱ぐとボディコン姿になりさらに激しくダンス。ベッドは薄紗の一枚布をベッド着にして、編曲された『ヨ〇ラノ〇〇ウ』他1曲でベッド。
 2・4回目は 6結SNAで拝見した演目(彼女もこれがデビュー作らしい)を再演。2作品ともアイドルアイドルした演目だが、その振り付けはかなり難しそう。また、その複雑な手振りをこなしながら、軽快に飛び跳ねるようなステップで舞台を跳ねまわる。技術的にも体力的にもむずかしいことをそつなくこなす。デビューで浅草に抜擢された理由がわかる気がする。一見の価値あり。また、表情が豊かで見ていて楽しい。あとはいつイメージチェンジ(というか、イメージの幅を広げる)するかが楽しみである。
 また宣財写真などでは分かりにくいが、非常に小顔で体の線も非常に細い(その割にきれいなポーズを切るだけの筋力はある)。チッパイ好みの人は一度観劇してみては?(ただアンダーも細いので、カップはそれなりにあるのかもしれないがw)。

【客の入り】
 1回目は約20名程度からスタート。1回目だけで帰る客が抜け、2回目は若干客数が減ったものの、いつものパターンで3回目途中から一見客が増え始め、最終回はむしろ立ち見がでるほどの盛況だった。しかしポラの売れ行きは相変わらず厳しい。1回目こそ{3h程かかったが、2回目・3回目のポラタイムでは3~5枚程度しか売れないため、どんどん通常進行に(2回目・3回目もしっかりフィナーレ有り)。終わってみれば、通常通りの”テッペン越え”で終了でした。