少し前に、国立新美術館で開催中の「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」へ行きましたこの展覧会は絶対に行こうと決めてましたファッション好きな方なら本当に楽しめると思います!

{095E45F5-9860-401B-B9B3-B32FD9788810:01}

1909年~1929年に活躍した伝説のバレエ団バレエ・リュス。ロシア人セルゲイ・ディアギレフが作ったバレエ団です。(リュスとは、ロシアと言う意味。)

19世紀の終わり、フランスではバレエの人気が低迷。一方、ロシアでは盛んで、ダンサーのレベルも非常に高いものでした。ディアギレフは、これまでにないコンセプトのバレエ団を作ろうと決心し、ダンサーや芸術家を集めて、芸術の都パリへ

バレエ・リュスの特徴は、その衣装にあります。すべて、当時の新進気鋭の画家たちによってデザインされているんです結成して間もなくディアギレフは、巨匠ピカソやマティスとも知り合い、影響を受けます。もう~とにかくデザインが素敵でバレエ衣装の概念を覆す、色鮮やかで華やかで洗練されたデザインに感動します

時代時代に合わせて、ディアギレフが描くコンセプトも変わり、芸術家は交代させられ、衣装のデザインも進化していきます

紆余曲折ありながら、バレエ・リュスは、芸術界に一大旋風を巻き起こし、1929年にディアギレフ逝去とともに解散。活動期間20年と決して長くはないものの、伝説のバレエ団として歴史に刻まれ、当時の衣装は今に残されているわけです。


展覧会では、たくさんの美しい衣装から、色使い・組み合わせ、ステッチやビーズ、レースの使い方、様々な要素がとにかく勉強になります!こんなドレス作ってみたいなぁと妄想するだけでも楽しい

{96399342-0259-4B11-9E3A-5846B8ECCA1C:01}

いつかの参考素材に、ポストカードを購入。このブルーとピンクとゴールドの使い方、最高

展覧会は9月1日まで開催中です