逆境を跳ね返す漢。 | まっておのChelsea is Life

逆境を跳ね返す漢。



サッカーを愛するみなさん、ご機嫌いかがでしょうか?(金子さん風)




みなさんはこの選手を覚えているでしょうか?




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元ウルグアイ代表FW ダリオ・シルバ選手。






縦への鋭い突破力と狡猾な足技で敵陣を切り裂き、好機と見るや遠目からでも果敢にシュートを放つ、野性味溢れるプレーが持ち味のゴールハンター。一たび相手選手と接触すると派手に転げ回って相手方のファウルを主張したり、汚い言葉で相手を罵ったりするのは常で、時にユーモラスにすら思えるその立ち振る舞いで多くのファンに愛された。


(wikipediaより抜粋)

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ヨーロッパも各国転戦した彼ですが2006年


現役最後の所属チームとなる


ポーツマスを退団後、故郷ウルグアイに戻っていた際の出来事。


友人を乗せ車を運転中、ハンドル操作を誤った彼は街灯に衝突。


シートベルトをしていなかったこともあり車外に放り出され


頭蓋骨骨折と右足の複雑骨折を負ってしまう。






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しかもサッカー選手の命とも言える右足は損傷がひどく


命に関わる感染症を避けるために右ひざ下を切断することとなる




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ダリオ・シルバは昏睡状態から抜け出した後、医師に事故の様子を尋ねたという。しかし彼自身が右足が切断されたことに気づいた様子はなかったため、医師はその事実をあえて話すことはしなかったようだ。医師は、「まだ足の切断には気づいていないようだ。しかしすぐにも彼には説明しなくてはならない」と絶望の瞬間が近づいていることを明かしている。





これは当時の記事。


当然サッカー選手としては終わってしまった彼であったが


退院後すぐにマスコミの前に姿を現し健在をアピールすると、


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・義肢を使って歩く。


・競走馬の育成に興味がある。


・指導者になってピッチへ帰ってくる。




そして


2012年のロンドンオリンピックにボート競技で出場する。




等といった足を切断することによる動揺を見せず


ポジティブに生きることを宣言。




慈善事業にも精を出しその一環である


チャリティマッチ、


ウルグアイvsアルゼンチン戦でなんと彼はピッチに復帰。


もちろん選手として。




そしてシルバはPKを蹴ります。







落ち着いてキーパーの逆をつくゴール。

喜ぶチームメイト。そしてアルゼンチンの選手。

これを見てちょっと涙が出ましたね。
こんな世知辛い世の中だけども

逆境を如何に跳ね返すか。その精神力、バイタリティに脱帽です。

2012年。ロンドンのボート競技に出場する元サッカー選手が
注目を浴びることを期待します。