ブルース・リウピアノ

&アンドレイ・ボレイコ指揮

&ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団

サントリーホールでの公演に行ってきました。



 

2021年のショパンコンクールの

感動再びです。

 

コロナ禍で、母が亡くなり、

眠れぬ夜が続いてた時に

ふと巡り合った

ショパンコンクールの配信。

協奏曲1番のファイナルでの演奏は

100回以上、再生したんじゃないかと。

 

ボレイコさんの指揮は

とても情熱的で、

指揮棒を持ったり、素手だったり、

曲調に合わせて使い分けてました。

素人にはわかりやすい指揮の仕方って

いうんでしょうか?

奏者にダイレクトでアイコンタクトや

手振りで引っ張っていくスタイルでした。

 

ヴァイオリンのコンミスさんは

ショパコン動画では

笑顔をたたえていて

素敵な方だろうなと思っていましたが、

アンコールでのノクターン、

本当に素敵でした。

ブルースくんとの息もぴったり。

 

ブルースくんの2番は

ずっと聴きたいと願っていました。

1番に比べると、地味めな協奏曲ですが、

ブルースくんのキレのあるピアノは健在です。

音がとにかくやわらかい。

躍動感があるのだけれど、

フォルテも高音もきつくならずに

きれいに響きます。

大好きな2楽章。

美しくて、優しくて、心が揺れて、

泣きそうでした。

ピアノ曲では一番好きかな~と思う、

冒頭のメロディの美しいこと。

キラキラした音が空に飛んでいました。

 

アンコールはコンミスさんと

ノクターン。

ヴァイオリンはダイナミックで、

ピアノも情緒に溢れていて、

きれいなノクターンでした。

途中コミカルなブルースくんに

笑いが起きてました。

 

そしてエチュード。

エオリアン・ハープです。

やわらかくて、動きがあって、

変化があって。

旋律の出し方がやっぱり

ブルースくんならではだな~と。

これ、音源が欲しくてたまらないです。

 

エオリアン・ハープ、今、挑戦中なのですが、

全然弾けなくて、

投げ出しそうになるけれど、

もう少し頑張っていようかな・・・と思ったり。

 

終演後はサイン会。

サインはちょっと滲んでしまったけれど、

いつもの超高速流れサインではなく、

目の前に止まって、

ほんのわずかですが、

言葉を交わすことが出来ました。




感想を一言と、

日曜日の横浜に行くことを

お伝え出来たので

11日も楽しみです。