$歌う夢を見た   ちぇるしぃのブログ


名取市と南三陸町の仮設住宅で作られた人形「まんまるさん」です。
一個 1000円の内500円が仮設住宅に暮らす皆さんへ届けられます。
青は南三陸町。
緑は名取市の人形です。





我が家には青があります。


先日10/8に埼玉県入間市で行われた中井政義さんの講演会の会場に、かわいく並んでいました。




まんまるさん

透明のパッケージを開けると お線香のにおいがするね と子どもたちが言いました。

そのまま飾ればいいものを、なぜ開けたのかというと。

それはお人形の後ろ側に文字の書かれた紙が折りたたまれて入っていたから。


広げてみました。

片面には



まんまるさん

まんまるさんは
いつもやさしくほほえんで
あなたのそばに
寄り添っています。
「あなたがうれしいと
 わたしもうれしい
 あなたが幸せなら
 わたしはもっと幸せ」
そう言いながら
毎日あなたのために
働きます。
どうぞまんまるさんを
あなたの守護の存在として
あなたの分身として
大切に撫でさすり
可愛がってあげてください。



とありました。


もう片面には


まんまるさんの裏側には
お塩と天日で浄めた
五円玉をぬいつけてあります
八方より福を集め
八方にご縁を広げますようにと
糸を八方へと縫い付けてあります。

また、おなかには
幸せの祈りをこめたかぼちゃの種が
入っています。

このまんまるさんは
南三陸町の避難所の方々が
心をこめて作っておられます。


と書かれていた。



中井さんの講演内容をどこまで書いていいのかわからず、実際は中井さんといっしょに写真なども撮ってきたのだけど、勝手に載せるわけにもいかないしな、と思ってほんの一部の簡単な紹介になりましたが。


地域の歴史を知ることも大切だとおっしゃっていました。
学校で教えて欲しいと言っていました。
住んでいた地域で過去にあった災害の全部を知らなかったことを「私はそれが恥ずかしい!」と本当に悔しそうに言っていました。


津波が来ると聞いても 「津波がきたとしてもせいぜい床上だろう、んじゃ1階の荷物を2階に上げるかー」とか、津波は来ないっていう思いこみのもとで動いていた人が多かったようです。
自分も自宅にいたらそのような行動をとっていただろう、と。


それから
この言い伝えがなかったら、ひょっとしたら宮城県よりも亡くなる方が多い結果になったかもしれないとも考えましたと紹介してくださった、岩手県の「津波てんでんこ」(下に貼っておくね)という言葉についてのお話。


岩手県には、災害時(津波限定っていう話なのかな、ちょっとあいまいです、ごめんなさい)に誰が誰を連れて逃げるか ということまで決めている地域もあるそうで。

もちろん緊急時で、更に突然で、それがどこまで機能するかはわからないけれども。
足の悪いお年寄り、乳幼児をかかえた母親、などを誰がどう手助けするか、誘導するかを決めてあるんだそうだ。

すごいじゃん!



これからもあちこちを回って大切なことを伝えてくださるようです。

講演の会場が 「あら、うちから近いじゃない!」 って時はぜひ足を運んでみてくださいな。


うちの方は海が近くに無いからなぁーー、とかでなく。


うんとね。
家族がいとおしくなります。
それだけでも意味があります。
私はそう思う。

本当だよ。





*「津波てんでんこ」とは。

津波が来た時は、肉親にも構わず一人でも高台へと逃げろという言葉。

日本の東北地方の三陸海岸地域で、津波防災の教えとして言い伝えられている言葉です。
「てんでんこ」とは「てんでんばらばら」という意味。

「津波が来たら、親や兄弟にも構わず、各自ばらばらに一人で高台へと逃げろ。
そうすれば一家全滅は逃れることができる」が本来の意味だそうです。

つまりは「自分の命は、自分の責任で守れ」とのこと。
津波は到達速度が速いため、肉親などに構っていると逃げ遅れて共倒れになって逃げ切れないほど危険だとという、津波から避難することの難しさを示しています。

また、自分自身は逃げて助かったのに、他人を助けられなかったとしても、
それを非難しないという意味も含まれているようです。
「命てんでんこ」という言葉もあります。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波では、
この言葉を知っていた岩手県釜石市立釜石東中学校の生徒たちは、教師からの指示も待たずに、地震後に高台へと避難。
その結果、校舎が津波に飲み込まれたにも関わらず、登校者全員が無事だったという例があるようです。