ちょっとぽっちゃりしている体型を気にしている次男の元へ、

ゴリラに似ているとクラスで言われているという友達が遊びにきた。


部屋でゲームをやるんだそうだ。

ウィ―をやるんだそうだ。


じゃ、うるさいから と、ふすまを閉めて私はリビングにいた。


ゲームが始まり、次第に興奮した声が聞こえてくる。


「おいーーー!! やめろよ!」とか


「なんでまたお前が1Pなんだよ!」とか そんなのはもう私にとっても何ともない。



しかし、さらに興奮してきて


「死ね! デブ野郎!!」という友達の声が聞こえたとき、ゲっ と思った。

言っちゃったよ、言っちゃったよ。


すると

「死ね!このゴリラ野郎!!」という次男の声が!

ゲーーーーっ!!

やばいだろーーーー。



う、うーーん! おーーん!

と咳払いをしながら、ふすまを開けると、あれ?

ふたりはそれにも気付かずゲームに熱中し、テレビの画面に見入っている。

操作しながら、ふたりとも、すっげー大爆笑してるし。


????


次男の名を呼び、ちょっと悪い言葉すぎなーい?


と、言ってみた。


すると次男は、????というような顔をして、それから合点がいった表情をして笑った。



「ママ、デブ野郎って俺のことだと思った?」


「え?」



「違うよ、ドンキーだよ」と次男。



ゲーーーーっ!


デブのゴリラって、ドンキーコングじゃん!



「ママ、俺だと思ったんでしょ、デブだから」

なんか微妙にしょげたような言い方で責める次男。


違う、違う 死ねって言ってたからだよ(←嘘 超やば。