今日は次男の定期尿検査で、大学病院へ行ってきた。

自転車で5分くらい(多分あなたたちなら10分w)。

近いのは助かる。


9時30分の予約で、今日は待たされることもなく、検査結果は異常なし。

そして10:50、帰宅。

ドトールコーヒーに寄ってボケーーーっとし、夕飯の食材を買ってこの時間だ。

近いのは助かる。


さあて、今日のことをどう書こう。


この病院に、今週の頭から知人が入院している。

知人とは、7年勤めているバイト先の女性社員のFさん。

年齢は私より3つ上の44歳。10代で子をもうけているので、もうお孫さんも3人いる。

Fさんがこの会社に入ったのは、2年ぐらい前だろうか。

新店をOPENするにあたり、社員を数人募集したときに、研修というかたちで彼女は私の勤務する店に来た。

そして、まず私の働く深夜の時間帯にきたのだが、なんだか知らないけど、教える私のいうことをちっとも聞きやしないw

自分流でやらせていただきます、っていう感じでもなく、私の言うことを聞くつもりはないっていう感じで。

そういう日が何日か続き、いいかげん頭に来たので、さすがの私もそうとう強い口調でモノを言うようになった。

他の子たちに聞くと、「後にも先にも、新人に対してあんなにこわいあなた(私)を見たことはない」 そうだ。


約1か月後、彼女は別の時間帯に変更され、私と顔を合わせることも少なくなった。

今度は私でなく、早い時間帯にいる別の女性社員(Mさん)に指導をうけることになったのだ。


あーーー せいせいした!と思った。


それからまた数週間たって、彼女と話す機会があったのだが、なんだか様子が違う。

私は彼女ともう一緒に働くこともないという頭があるから、適当に話していた。

しかし彼女はひとつひとつ申しわけなさそうな態度で、私に対して、すいません、すいませんの連発。


なんです???


すると、ある日、いちばん古いバイトさん(私は2番目)が教えてくれた。

Fさんは研修で入店するときに、例の女性社員Mさんから色々な人のことを聞かされていたんだという。

その中で私のことをすごく悪く言っていたというのだった。だから許してあげて、的な。


あー なるほどね、と思った。

私はMさんとだけ、数年前に大げんかしたことがあるから。

あまりにいい加減でウソが多くて許せず、意見したらおいおい泣かれてしまってw

それだけならまだしも、そのとき、事情を知っている人全員が、私をかばった。

それが悔しかったんだろう。

だから私の悪口をいーーーっぱい言ってたみたい。


そして、いざそのMさんの指導をうけることになったFさん。

Mさんの身勝手さにあっという間に疲れ、いちばん古いバイトさんに色々と打ち明け話をしたみたい 笑


まあね、わかりますよ。

別に許します いっしょに 働くことももうないし。

でもね、あなたも悪いよ。

たとえどんなに嫌われ者だったとしても、自分が厭なことをされていないのにキライになれるあなたも悪い。

自分の子どもが、誰かにそのようにされていたら怒りませんか?


と、思った。


それから異動になるのはだいぶあとになった。

彼女は1年以上、私と同じ店にいた。

しょうがねえなぁ、しょうがねえなぁ と言いながら、色々相談も受けた。もちろん職場のことだけね。


異動になってからはもちろん会うこともないが、私の勤める店で求人すると「辞めちゃうんじゃないですよね?」というメールが来た。


そのFさんが、入院しているのだ。

「肺に膿がたまったんだって」という曖昧な情報しかなかったものの、「結構長引くみたいよ」と言う人もいる。

で、今日だ。

次男の検査と言っても、私が次男の尿を持参するだけなので私はひとlりだ。

手続きを終え、Fさんにメール。

病室はメール程度はこそこそできるので、きっと気付くだろう。

会うかもしれないから、すっぴんで来たのだ。

入院中の彼女は絶対すっぴんだろうから 笑

気にしたらかわいそう、だけど、私のすっぴん見れば勇気が出るさ w


「久しぶり!今日子どもの検査来てるんだけど、Fさんに会えるかな?今、病棟の下の売店だよー」


数分待ったが返事がないので、諦めて小児科外来に戻りかけたところで受信。


「今降りてきたけど、どこですかー?」


で、会った。


「こないだ聞いたんだよ、ここに入院したって」

「うんうん」

「肺に膿がたまったんだって?」

「うん、肺ガン」

「え?」(間抜け)

「ガン保険入ってないのに」

「肺に膿がたまったって聞いたんだけど」(狼狽)

「うん。それもそうなんだけど、ガンだって」

「今日検査結果が出るって聞いたけど?」

「そう、細かいのは午後ね。家族呼んでって言われてる」

「ああ…」(何も言葉が)

「放射線と抗ガン剤だって」

「手術は?」

「しないみたい」

「私もガン保険入ってないや」(まだ立ち直れてない私)

「痛くて痛くて座薬で抑えてるんだけど、痛みさえなくなればね、ガンの治療はしないでいいって主治医に言ったんだよ」

「なんでよ」

「高いでしょ?」

「た、高いって言ったって…」

「息子にはガンだって言ったんだけど、娘には言えなくてまだ言ってないんだ」

「ああ、泣くよな」


自分がなに言ってんだか、だんだんわからなくなってしまって、そのときちょうど診察の順番がきたので、

「また来るから、今度はちゃんと来るから。病室番号メールしといてー」「はーい、ありがとうございましたー」と別れた。


ううう 用意が足りなかったな。

あああ 行かなきゃよかったかなぁ。



帰り道、どうしても傘をさす気分になれなかった。