ゲレンデでの衝突事故1 | YUKI NAKAMURA BLOG

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二週間ほど前にゲレンデで衝突事故にあいました。


ブログで書くことじゃないかなとも思いましたが、ひとつの事故の事例として書こうと思います。


楽しいはずのスノーボードが一瞬で崩れてしまう出来事。


安全に楽しむ為にひとりひとりが気をつけてほしいなと思います。



長い文章になります。



栂池で大会の日のお昼休みでした。


私と友達(Hちゃん)は山頂のレストハウスから大会の会場に向かう為、板を履いて真っ直ぐ滑ってから、コースとコースの間の斜面を歩いて登るつもりでいました。

大会会場はレストハウスよりも上のコースにあったからです。


板を履いて、Hちゃんは先に滑り出しました。

少ししか滑らないし、緩斜面でしたので私はワンフット(グーフィなので右足だけバインディングをつけて)滑り出しました。


大会会場の下(歩いて登ろうとしていた斜面)まで滑るには、私の右手グーフィだと背中側(山頂から)のコースを横切ることになるので、そちらも見ながら滑ってくる人が居ないか確認して滑っていました。


Hちゃんはレギュラーなのでコースを横切る際にはトゥエッジに乗って、私よりも右手の方に滑っていきました。

私は逆にヒールエッジに乗り、さらにワンフットでしたので少し左手の方にズルズルと滑っていました。


横切るコースのたぶん真ん中らへんまで来た頃に、私の右斜め前の上(私たちが歩いて登ろうとしていた斜面の一番上)らへんからスノーボードで滑りだした人が一人居ました。


最初私の右手から左手の方へ滑っていたので、そのまま左手の方(谷側)に滑り降りるのかと思いました。


ところが途中で急に私の方を向きこちらへ滑ってきました。


私は『えっ?!』と思いましたが、あちらの方が上にいたので避けてくれるやろうと思いました。

ところがどんどんと私の方に向かってきます。


『えっ?!嘘やろ?!』と思い少し避けようと思いましたが、片斜面でヒールエッジに乗ってそんなにスピードもなかったので山側に避けることは出来ず、少し谷側に避けようとしましたが、さらに私の方へ向かってきました。(ちょうど斜面とコースの起伏でラインがまた変わったように見えました)



そのままものすごい勢いで私の方へ向かってきて


『もうあかん。ぶつかる!』



と思った瞬間



バキッ!!



と大きな音と共に私の足はすくわれ体は宙に浮き、右肩、頭と雪面に叩きつけられました。


痛!


私は開口一番、


『おまえ、何しとんねん?!💢

と言いそうになりましたが抑えて


出た言葉が


『すっごい勢いで来たけど!』でした。


抑えました。笑


スノーボーダーの女性は何も言いませんでした。


とりあえず右足膝下が痛い


右足を動かそうとしたら、膝下が捻られていて動きません。


私の背中側だったのでちゃんと見えていませんでしたが、スノーボーダーが私の板の上に乗っていたようで、

その人は慌てて私の板の上から退きました。


私はとりあえずバインを外し、まずぶつかった時にすごい音がしたので、まさか膝の靭帯切れたんじゃ?と膝の確認をしました。

触った感じたぶん大丈夫だろう。と。

でも膝の内側からくるぶし辺りまでが痛い。

少し動かしてみると、とりあえず力は入る。歩けないほどではないと判断しました。




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