先日、うちの夫が歯医者さんを変えました。

 

前に行っていたところは、

彼の予算には合わない治療法を勧めてきて、

 

辞退しても、毎回しつこかったというのが

転院の理由だったそうです。

 

で、このたびお世話になることにした歯科医院。

初回から、それはそれは気にいったと言っていました。

 

設備は新しいし、

しつこくないし、

 

人あたりがよくて、

スタッフの人たちも笑顔。

 

そして、初めから予算内の治療提案。

 

「いやああ、本当にいい歯医者さんなんだよ、

 行った方がいいよ

 こんなにいい歯医者さん初めてだよ」

 

と、治療から戻るたびに、感心しています。

 

夫はゴリゴリの理系で、

どちらかというとホスピタリティなどには

興味がない人です。

 

 

滅多にないことなので、

昨日は、詳しく聞いてみました。

 

 

要約すると、、

 

先生(女性)の説明が丁寧。

それも、患者である彼にだけでなく、

スタッフに対しても言えることで、

 

治療中、先生がスタッフに指示を出す際に、

「どうしてかというとね」と、

その理由を添えるのだそうです。

 

それも、穏やかな口調で。

 

「ひょっとしたらオレを不安がらせないようになのかもしれないけど

  スタッフの人にも、まるで偉そうじゃないんだよ。

 

 こっちは目にタオルかけられて、口は開けっ放しの状態。

 それでも、安心して聞いていられるんだよね~」

 

そんなところにまで気がまわる歯医者さん。

エンジニアのオジサンの心をとらえました。

 

神対応の定義のひとつ「誰かに伝えたくなる」。

 

不安と背中合わせの医療領域では、

とくに顕著かもしれません。

 

 

 

Michal JarmolukによるPixabayからの画像