この間、公園で子供たちを遊ばせていたら
いつも同じ曜日に会うこども園のグループがやってきました。



毎週会うから先生方の顔もなんとなく覚えてる。
いつも先生方は頑張っていて、
子供達の安全を見守っていて、
それでいて私のような他の親子にも
声かけしてくださり、
とても大変なお仕事だよなぁと思う。




なんだけど…


先日のこと。


多分2歳くらいのグループかな。


男の子Aが男の子Bを蹴ったみたいで、Bが泣いていました。
そしたら先生が、
『蹴ったらダメ!先生は蹴る子は嫌いです!』
Aギャン泣き…


その時点で、お…?と思い、思わず注目してしまいました。


泣き止まないAに続けて先生が、
『ほな先生もAくんのこと蹴ろうか?』
と言う。
『嫌やんな?蹴ったらあかんねん』
ただただ泣き続けるAくん…


…とその続きはなんとなくうやむやになっていました



と言うのも、
そうこうしているうちに他の男の子2人がお漏らしをし、先生たちが慌ただしくなっていたからです。
(ちなみに、お漏らしをした男の子たちには、先生は『おしっこでたらおしっこでたよ!って先生に言わな!』と言っていました。そこの言い方は優しくてなんだかホッとした😇)



ギャン泣きするA君にうちの子たちは呆気に取られており、なんだか遊ぶ気分じゃなくなったみたいでそのまま我が家は退散…🙏




…思うのは。
初めに書いた通り、たくさんの子どもたちを4人くらいの先生たちで見るのは本当に大変だと思う。
親とは違う緊張感があると思うし、
ひとりひとりに丁寧に向き合う時間は到底無いと思う。
家では親が丁寧に向き合ってくれたとしても、外ではそうもいかないのだ、と子供たちが学ぶのもまた、大切かもしれない。




という前提をもってしても、

あれが我が子ならもっと違う声かけをしてもらえたらなぁ…と思わざるを得ない…





我が家は双子なので、毎日本当にしょっちゅう喧嘩しています。

私もいくらでも家事もあるし、
時間も限られているので、毎回丁寧に向き合えているか?と言われたらNoなんだけど。



でも、どちらかがどちらかに叩く、蹴る、などをした時は、必ず手を止め、子供の目線に座り、まず最初に暴力はいけない旨を真剣な口調で伝えます。


そうすると、大抵注意された方は泣きます。
それはその子なりに暴力を振るった理由があるから。


ずっと嫌だ、と言っているのに何かをされ続けただとか、無理やりおもちゃを取られただとか、
順番を抜かされた、色々ある。
2歳だから理由は単純で、そんなことで?ってことばかりだけど、本人にとっては大変なことなのだと思う。


だから次は理由を聞きます。

こうして欲しかったんだね、でもいかなる時も暴力はいけない。そういう時はこう言えばいいよ。もう1人は、こうしてあげて、今度から。
さ、仲直りしよう。

という流れにすることが多いです。



それでもちろん2人が毎回すんなり納得をすることはないし、思った展開にはならないけど、
伝えることが大切だと私は思う。



理由を聞いてもらえず、
納得しないままに、お前が悪いのだと言われて、
果たして次回から別の方法を取るようになるだろうか?小さいうちは先生にダメだと言われるからやらないとしても、どんどん知恵がついてきたらどうなるだろうか。子供はみな、心根は良い子ばかりだと思う。
ただ、未熟故にやり方を知らないだけで。
それを教えてもらうのが、真の教育ではなかろうか…と思います。



これまでの育児で、
ネントレや、お片付けの習慣、トイトレも然り、全てにおいて根気が必要だった。
繰り返し繰り返し、子供ができると信じて、諦めずに継続していくことが大切だと思う。



優しくばかりしていられない時も多々あります。
イライラすることも本当に多い。
子育てとは、自分に向き合うことだな、と思う。



それでも、明らかにいけないことをした場合も
その根底にある気持ちも毎回汲み取ってあげたい。
そして、幼稚園、こども園という社会に出たら
親の知らないところで理不尽なことや、
親ほどは愛情深く接してもらえないことが沢山あるんだろうから、
家でだけは、たくさんの愛情をもって
イライラをぶつけず丁寧に接してあげなければな…と自戒を込めて改めて思ったのでした。