もう、かなり前の話なので、そろそろ書いても平気だと思うので書く。
私の仕事が大きく変化したのは、ちょうど、コロナ渦騒ぎになる少し前くらいからだった。
その頃に実は、勤め先の店の、移転を伴う建て替えがあった。
古い店舗の建て直しと言うのは、契約状、決まりがあって、ある程度の年数以上のお店は立て替えなくてはいけない決まりとなっている。
なので、店舗の建て替えがあるというのは大分前から知っていた。
建て替えるということは、通常は同じ敷地内なので、閉店セールをして、また同じ場所に建て直すのだけど。
店舗によっては、様々な事情で移転する場合もある。
うちのオーナーはちょうど、とても良い立地の空き土地があって、2店舗目として、今の店の土地を紹介されていた。
が、私やNさんはフル以上にシフトに入ってるのに、常に、それでも万年人手不足なのに2店舗目は人員的に本当に難しい状態なので。
オーナーは、その新しい土地に移転する事を決めたのだった。
でも、お客さんなどに公表して良いのは、閉店の一週間前という決まりがあって。
移転する場所は、前の店舗から五分ほどの場所なのだけど、生活圏が変わるので、常連さんをどうやって新しい店に誘導するかも、案内するのが大変だった。
それに、従業員の確保も、高校生の学生バイトは、車で五分ほど遠くなるだけで、通うのが少し大変になるし。
以前の店でさえ人手不足なのに、更に良い立地になるので従業員も沢山増やさないとだし。
何よりも、同じ敷地内での建て直しならば、建て替えの期間は仕事が休みになるけれど。
別の場所に新しく移転のため、オーナー含め、メインの従業員は、今までの店での仕事をこなし、更に新しい店舗の開店準備をするという作業をしなければで。
私は、どちらの店でも仕入れの仕事もあるので、開店準備の期間は毎日、通常業務の前は早めに新店舗に行き、開店準備の作業の手伝いをして。
通常業務が終わった後に新店舗に行き、仕入れをするというハードな生活をしていた。
しかも、オープニングセールに向けての仕入れで、在庫が0からを計算して仕入れしなければなため、とてつもない仕入れになるので、仕入れにかける時間もかなりかけるしで。
だけど、元の店舗も、閉店セールに向けての準備をしなければで、本当にハードな日々だった。
毎日残業で私の帰りは遅かったけど。
でもその頃はまだ、旦那とはそこまですれ違い生活にはなっていなかった。
何故なら、コロナ渦の直前くらいだったのと、旦那の職場環境的な問題で、旦那の勤務時間が今と違っていたし。
しっかり毎日入っている夜勤スタッフがいたから、私もそこまで毎日遅い帰宅ではなかったし。
そして、その頃には旦那はもうダイエットにはハマっていたけど。
今ほど異常なダイエットやスポーツの日々では無かった。
こうして改めて考えてみると本当に、私と旦那の環境はこの三年ほどで、あらゆる事が変わりすぎていて、うーたがその間に亡くなってしまって、ぷーたが来たという変化もあって。
私の心が疲れてしまうのには、すでに充分すぎる理由があるなと、書きながら思った。
けれど。
この、私の仕事の環境の変化が、更に本当に大きな私のストレスへと繋がっていくのだ。
続く