これは現在、の話し。




うーたへの気持ちが少しずつ落ち着いてきたのと同時に。



ある意味、現実へと目が向き始めてきたというか、少しずつ普通の日常を取り戻してきて。



旦那とまた二人きりの生活になったけど。



今はまだ、うーたの事があるからなのもあるかもだけど、そこに私の喜びがあまり見出だせないというか…



コロナで色々と生活、仕事時間などが変わった事もあり。旦那とは、生活時間のすれ違いの生活が多いから。



あまり旦那の必要性を感じない事が多いというか…





それで思った。




ああそうか。うーたが来る前は、好きな彼との事で色々と迷ったりもしてたなーと。




その好きな彼とも、コロナ渦の中、色々とあったといえばあったし、無かったといえば無かったかな。



元々、旦那のお父さんの病気があり、好きな彼とは、完全に繋がりきってるわけではないし、切れてるわけでもないみたいな関係だったから。



そこにうーたが来て、私が家にいる時間が増えて。



コロナ渦で仕事も生活時間も、大きく色々変化があって。



好きな彼と店で会う時間も減って。




彼からは何度か会いたいというような事を言われたけど。



コロナ渦の中で色々と難しいこともあって、時々LINEはしてるけど、本当に二人きりでは会ってない。




一度だけ。



なんの話だったか覚えてないけど、どうしても彼に話したい事があって。



たまたま私の帰る頃の時間に買い物に来た彼に。店の外の駐車場スペースで、立ち話みたいな感じで。



5分か10分くらい、話を聞いてもらった事があった。



私は出勤時間も退勤時間も、かなり、バラバラだから、いちいちシフトを彼に教えたりしないから。



彼も適当に買い物に来るので。



来たけど私が休みだったり、まだ全然出勤してなかったりで会えないことも多くて。



その中でも、時々会える彼を楽しみにしてたとこもあったけど。



うーたがいたから、そんな寂しさも吹き飛ばされてたみたいなとこもあったのかもしれない。




うーたは本当に、私の色々な物を満たしてくれてた。




特に、旦那とのすれ違いの生活の穴を埋めてくれてたのは大きかったかも。




でも、うーたがいなくなって旦那と二人きりの生活になって。



うーたのいない悲しみを少しずつ受け入れ始めてきたかもと思う今。



私は少し、旦那との生活に違和感を感じ始めていて。




やはりうーたが、私と旦那を繋いでいた部分もかなりあったかもしれない。





私は元々、子供は好きだけど、子供を作りたくない気持ちもあったから、結婚にはあまり興味がなくて。



それに。



旦那と結婚する前に思っていた、結婚したくない理由のうちの1つに、相手の身内との付き合いが面倒というのもあったけど。



旦那の親と出会えた事は、私は逆に良かったと思っている。



それだけでも、旦那と出会った意味はあったかも。



あの年齢になっても、あんなに素敵な考え方、生き方が出来てる旦那のお母さんという人を知れたのは。



私の、他の人への見方?みたいなのを支えてくれるような部分がある。



接客業をやってると、老害みたいな人を見る機会もとても多いから、ちょっと、年輩の人にたいして思うとこがありすぎて…



その話はまた、そのうち書くけど。



だから、旦那のお母さんくらいの年齢なのに心が綺麗というか生き方が綺麗というか…



そういう人を見るのは凄く刺激されて。



旦那のお母さんは私の、憧れの人でもある。



私が嫁だから良い顔をしてるとかいうわけじゃないのは凄く分かるから、そう思える。




そんなお母さんの良い部分を引き継いでるとこも旦那には沢山あるけど。



でも、夫婦関係となると必要になるであろう部分で、私と旦那は考え方が結構違う部分があって。




今回のうーたの事でもそうだった。



うーたの火葬から一週間後くらいに、前にブログに書いたけど。



旦那から、もうやめろよと言われて。




私はまだまだ悲しくて、全然立ち直れなくて、全く普通の生活に戻れなくて。



まだうーたの病気の事を調べたりしてるくらいだったのに。



旦那はその頃から、帰宅してからと出勤前のうーたへの挨拶は忘れないけど。



休日に予定を入れて出かけたり、友だちと外食に行ったり。



普通の生活をしだして。




普通の生活をしないと、うーたの事ばかり考えてしまってやりきれないからと言ってたけど。



私はそれさえも出来る気力が出ないのに。



旦那のその行動は、私にはとても信じられなかったし、薄情に見えた。




もしも今、私が死んだら。



旦那はきっと、同じ行動をするんだろうな…と、漠然と思った。





旦那とは、それで一悶着あって。



もうやめろよと言われてから4日目の日に話し合いとなった。



そこで旦那は、得意の、誤解だよを言っていたけど。



旦那は私に、大事な場面で誤解される事が何度もあるから。



私は今は、旦那をもう信じきれないような気持ちがある。


  

それで、少しずつ普通になってきた睡眠時間もまたおかしくなって、寝不足になったりした。




一昨日もまた、早朝から色々な掃除や片付けををしているのだけど。



早朝からしてたから掃除機をかけられなくて。




うーたがいた頃は掃除しなかったような細かいとこまで、念入りに雑巾で掃除してたら。




うーたの爪をあちこちから、3つ見つけて、嬉しくなった。



一瞬、私の小指の爪かと思ったけど。



爪の大きさや薄さ、透明感から、間違いなくうーたの爪で。



うーたがパトロールしたりした時に、剥がれたであろう爪。




時々、うーたの爪切りする時に、一本だけ爪が短いとかあって、どこかにあると探しても、いつも見つからなかったのに。



今になって出てくるなんて不思議だ。うーたからのプレゼントかな。




いつもは掃除機をかけて、吸い込んでしまってたのかもしれない。



窓のサッシのとことか、家具の裏側とかに落ちてた。もしかしたら、もっと見つかるかもしれない。



これは、ジップロックに入れて、うーたの思い出として取っておこうと思う。








うーたの毛も、綺麗なのを見つけて、よーく見ると一緒に2本くらい写ってるから、写真をのせてみた。