日曜の夜から月曜の朝にかけて。



うーたは、ぐったりした様子でダルそうにしたままだったけど。



1日目、2日目と比べ、特別に何か症状が悪化したような様子は無かった。




でも、間違いなく元気は無い。



おもちゃを見せたり、ウエットフードの違う味のを出したりもしたけど全く反応は無くて。



ちゅーると水しか飲まない。



ちゅーるも、何度も何度も目の前に差し出して、気分が乗れば食べてくれるようなレベルで。



元気な時みたいに、全部よこせ!もっとよこせー!



みたいな感じでは全然無かった。




でも、月曜の朝の五時半頃には、一度に、一本全部ちゅーるを食べた。




これは、旦那がお風呂に入っている間の出来事で。




その前に、うーたを旦那の寝てる寝室に連れていった。



いつもみたいに抱っこすると、お腹を圧迫してしまったら可哀想だから。



キャットタワーの上にいたうーたのとこに行って。




お姫様抱っこみたいに、背中側からお腹を上にして、お尻を支えて抱っこして連れてった。



この抱っこの仕方も、別に特別なわけではなくて、普段からしてて。



元々、小さい頃から、その日の私の気分で色々な抱っこの仕方をしてたから、うーたは慣れてて。



毎日、沢山抱っこしてたから、どんな抱っこのされかたをしても、何の抵抗もせずに、そのまま抱っこされてくれる子に育ってた。



うーたが元気だった頃には、ふざけて、首の下から頭を支えて、お尻も支えて、上下逆さまにして、頭が下というか斜め下?を向いた状態で抱っこして少し歩いてみたこともあった。(二歩くらい)



それでも、何の抵抗もせず、ゴロゴロ鳴いてた。




抵抗しないから、こっちが怖くなってすぐに普通の抱っこに戻したけど、イラッとした様子も全くなくて、ゴロゴロ鳴いてるうーたは。



私を完全に信用しきってくれてるって感じだった。





うーたがあまりにも、私に懐きすぎてて。



あまりにも、いつもベタベタに仲良しだったし。



どんな体勢でもおとなしく抱っこされてるし。




長いこと抱っこしてても、気分が乗ってると、ずーっとそのままでいるうーたを見て。




おまえ猫じゃないだろー!



と旦那は良く言っていた。




猫だからもちろん、気分が乗らない時は、すぐに何処かに行きたがるから。



そういう時は、そのまま自由にさせてた。





その日の朝は、そんなお姫様抱っこスタイルで旦那の寝てるベッドまで行って。




二人でうーたに声をかけてた。



今日も病院行くよ!早く元気になれよ!頑張れよ!




そんな感じの声かけをしながら、二人してうーたを撫でて。




旦那には前日のレントゲンの結果を伝えてあったけど。



旦那は、人の病気でさえ疎いくらい、あまり病気に対する知識の無い人で。



自分の健康診断の数値が良くなかった時も。



自分の健康にさえ疎かったから。



胸水というキーワードを聞いても、あまりその深刻さを感じなかったようだった。



だから、この日の朝の旦那は、まだまだ、うーたの病気を軽く考えてたと思うし。



私が胸水を心配していても、そんな突然ヤバイ状態にはならないし、ヤバかったら先生が入院させるだろ?



と言って、心配はしてるけど、この朝はまだ、結構軽い反応だった。




そういえば、旦那のお父さんが肝臓癌で腹水がたまってた時も、あまりその深刻さを分かってなくて。



私がかなり噛み砕いて説明したんだよなー。と、この時は思っていた。





旦那のお父さんは、腹水を抜いてもらって、その後にまだ元気でいるから。



それもあってか旦那は。



胸水だって注射で抜いたり出来るんだろ?




と私に聞いた。




抜いたりするパターンもネットには出ていたけど。




それは基本的には、ガンなどによる病気が原因の胸水とはっきりしてて、その対処としての処置であって。



病気も分からず、むやみに注射器で抜いたり出来ないのは人間も同じだという事を、多分旦那は、その時も、今も良く分かってない。



でも説明しても多分、理解できなそうだから、説明はしなかった。





何にしても、まだ元気が出ないしご飯たべないから。



昨日の注射の効果はあまり見られない感じだし、多分今日、血液検査か何か、もっと詳しい検査をすると思うよー?




何か分かったら、とりあえず連絡入れるねー。




そんな感じで旦那には伝えた。




そして、旦那がお風呂に入っている間に、元気なときは日課だった猫じゃらしを見せたけど、やはり反応だから。



ちゅーるを見せたら、うーたはちゅーるを食べて、水を飲んで。




やはり、水を眺めてるような仕草もしてて。



後はまた、ぐったり。




この時は、リビングの床でぐったりしていた。





この日は、うーたを連れての旦那の見送りはしなかった。



一度、抱っこして部屋に連れていってるから。



その時、痛そうとか嫌がる様子は無かったけど。



体が辛いなら、あまり負担をかけたくないなと思ったし。



リビングで、玄関が見える位置に、うーたはぐったりしてたから。




私もそこで、うーたの隣に座って。うーたと一緒に旦那を見送った。




旦那が出ていった後。



うずくまるようにして座ってるうーたに。



上から覆い被さるようにして、うーたを抱きしめた。





これも、うーたが元気な頃からしてた事。



そのまま、うーたの顔や体に、私の顔を埋めるようにしてスリスリするのだけど。



元気な頃のうーたは。



そうすると、私の髪の毛を舐めたり、食べようとしたり。




ほっぺにスリスリすると、ゴロゴロ鳴きながら、私の鼻や顔や眉毛を舐めてくれたのに。




この日のうーたは、おとなしく、私に抱き締められてるだけだった。




その後、私がソファーに移動すると、うーたも私の近くにぐったりと座った。




動物病院が始まるまでには少し時間があって。



私はまた、タイマーをかけて、15分くらい仮眠した。




でもやはり。



タイマーが鳴るより前に、ハッとして目が覚めて。



起きると、首だけびっしょり汗をかいていた。




そして、すぐにうーたを確認して。



うーたは、私が寝落ちする前と同じ位置で、だるそうだけど、私を見ていた。









ダルそうな様子のうーた。



手を首の下に入れて、ぐったり横たわるような感じ。



普段はあまり、こんな、顔の下に手を置くような手の感じはない。



そして、表情がうつろな感じ。




もう一枚。おかしな写真があったのだけど。



個人情報になりそうなのが写ってたから、後で編集したら、いつかアップするかも。





どちらも、私のソファーの目の前にいるのだけど、いつもとは何かが違ってた。




続きはまた、書けるときに書きます。