なぜ、この題名にしたのかですが、
お手本とするべき人が身近にいて、その方たちのことを書きたいと思ったからです。
姑の3回忌法要を終えた翌日、
志(お返し)を持って、夫婦で不動産会社の社長に
挨拶に行きました。
生前、姑が不動産関係でお世話になっており、
お通夜、葬儀ともに参列してくださったのです。
挨拶だけして帰ろうと思っていたら、
応接室に案内され、お茶を出していただき、
社長自らのお義母様のお話を、姑になぞらえて話し始めました。
社長のお義母さまと姑はともに大正生まれ。
激動の時代を生き抜いてきた。
とにかく芯が強くて、厳しい。
気難しくて大変だと思ったこともあったが、
教わったこと、学んだこともあった。
姑と社長、私たちを含めると長いおつきあいになります。
わが家の内情も知った上で、話してくださいました。
話の最中、事務員さんが社長に来客があったことを
伝えにきました。
私たちが、お暇しようとしたら、事務員さんに来客を別室に案内するよう指示して、話の続きをしました。
帰る時は、笑顔で見送られました。
私)いつも笑顔で応えてくれて、気持ちのいい人だよね
主人)社長を見ていたら、Yさんを思い出すんだよなー。
Yさんとは、主人の従姉妹の旦那さま。
某飲料メーカーの重役をされていた、私たちからしたら雲の上の存在。
親戚の集まりでお話しさせていただいた時は、
こんなペーペーの私に合わせた話をしてくださる。
どんな質問をしても答えてくださる。
私が、職場の人間関係に悩んでいた時に、お伺いしたことがありました。
“僕のところは、誰も辞めないんだよ。
きっと、居心地がいいんだろうね。
皆んな仲がいいよ。
会社にラウンジがあってね。
僕が置いてある高い酒を、部下がこれ飲んでもいいですかー?って聞いてくるんだけど、皆んなでほとんど全部飲んじゃうの。”
と、ニコニコしながら、とても嬉しそうに話されるんです。
どんなに酔っていても、
私が会計しに行ったら、必ず着いて来られて、
先に支払われる。
人の話をしっかり聞いてくれて、人の動きをしっかり
見てる。
私たちの車を見送る時は、頭を下げて、顔を上げたら車が見えなくなるまで、ずっと笑顔で見送る。
旅館の番頭さんみたいだね、本当にすごい人だねって、毎回、主人に言うくらい。失礼な表現ですが
でも本当にそれを彷彿させるぐらい徹底されるんです。
次男はYさんにお会いしたことがあります。
次男の事情を知った上で、
“いいものを着て、いいものを食べて、いいものを
見なさい”
と話してくださったんですよね。
次男がどう感じ取ったかは、
残念ながら、彼にしか分かりません。
今日は、FPのテキストを読んで、復習しました。
今まで、姑と主人に任せっきりだった、住宅ローンなどが出てきました。
株式投資にもいい影響が出るかしら
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました
☺️