昨日で、『ソーシャルワークの基盤と専門職1』

を全て終了したのですが、

講義の中で、感銘を受けた文章がありました。


『自立ということを依存と反対である、と単純に考え、依存をなくしてゆくことによって自立を達成しようとするのは間違ったやり方である。

自立は十分な依存の裏打ちがあってこそ、そこから生まれ出てくるものである』



『自立を達成している子どもは、親から厳しく突き放されたしつけや教育を受けたからとか、放任されていたから自立というのではなく、成長のプロセスで親への依存をしっかり体験でき、見捨てられることがないと確信を持てる。

支えられていることが実感できているからこそ

自立のステップを歩むことができたのだ。』



『子育てにおいて、

依存をなくしていくことで自立させようとするのは

間違ったやり方である。』



心理学者 河合隼雄「こころの処方箋」新潮社



うちの息子に安心して過ごせる場を提供できていないのか、息子に私たちの不安が伝わって本当の依存をさせてやれてないのか悩むところです😕