愛犬のことを全面的に世話してくれていましたが、

時には、玄関廊下で粗相した愛犬に向かって

“一体いつになったら死ぬんや!”と怒鳴ったことが

ありました。

14歳7ヶ月で亡くなった愛犬は、最期、

乳腺腫瘍、子宮内膜症を患い、

腎臓も悪かったことから、よく血便を出しました。

そうなったら、一晩中付き合わなければいけません。

愛犬が寝ている息子を起こすのです。

“出そうだから連れてって”と。

息子は、夜中2時間おきに散歩に連れて行ってくれました。


私たちは仕事があるし、世話をするのは息子の役割だからと思って、全面的に任せていました。

でも、それが息子には大分負担が大きかったのかも知れません。


愛犬は最期、希望を託した手術後に病院で亡くなってしまいました。

病院に迎えに行く時も、葬儀場に行く日も着いてきて

くれて、皆んなで愛犬を送りました。


愛犬の死は、想像以上に辛く、今までのルーティン

が壊れていきました。