『肉・魚・植物性の脂肪酸の違い』

『肉・魚・植物性の脂肪酸の違い』

肉の脂肪酸は放っておくと白く固まり、

摂り過ぎると血液中のコレステロール値を上げてしまいます。

魚の脂肪酸は液体の状態を保ち、

血液の流れをサラサラにしてくれます。

植物性の脂肪酸は液体の状態を保ち、

必須アミノ酸を摂れますが酸化しやすいです。

また、肉に多い脂肪酸ばかりとっていると、

様々なアレルギー症状を起こしやすくなってしまいます。

それを抑制するのが魚の脂肪酸の

DHAやEPAといわれています。

これらのことを聞くと肉の脂肪酸はいらないんじゃないかと

思われてしまうかもしれませんが、

そういうわけではありません。

アミノ酸の説明の時にも出てきた必須アミノ酸、

これと同じように脂肪酸にも

「必須脂肪酸」

というのがあります。

必須アミノ酸と同じように体では作られないため、

食べ物から摂取するしかありません。

それぞれ脂質を構成している脂肪酸は違うので

必須脂肪酸を摂るためにも、

魚・植物性の脂肪酸だけでなく

肉の脂肪酸も必要ということです。

『脂質を構成している脂肪酸も違いがある』

『脂質を構成している脂肪酸も違いがある』

タンパク質の時も説明しましたが、

どれか1種類の食べ物で

体に必要な分を摂ることは

難しいです。

脂質も一緒で、

脂質を構成している脂肪酸は

「肉からとれるもの」「魚からとれるもの」「植物性のもの」

があります。

一時期、テレビや雑誌で

よく取り上げられていたので

魚の脂肪酸であるDHAや

EPAについて知っているという

人いるかも知れません。

『体づくりとコンディション調整にかかわる「脂質」』

『体づくりとコンディション調整にかかわる「脂質」』

タンパク質ともに、

主菜の要素となるのが

「脂質」！

イメージが先行し、

とにかく邪魔者扱い

されがちな脂質ですが、

3大栄養素の1つに

はいっているので、

体にとって

必要な栄養素

であることはいうまでもありません。

体をつくったり

コンディションを

整えてくれたりします！

邪魔者扱いをして

脂質を摂るのを制限し過ぎると、

体に悪影響をです！