肩を挙げると痛い!腱板損傷!その治療法とは | 札幌 首・肩・肘・手首・腰・股関節・膝・足首・足底の痛み、スポーツ障害・スポーツ外傷|株式会社けいろん|

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札幌で鍼灸マッサージ整骨院、リラクゼーションルームを3店舗展開してる『株式会社けいろん』です。

スポーツで起きる、首・肩・肘・手首・腰・股関節・膝・足首の痛み等、様々なスポーツ障害、スポーツ外傷のセルフケアや、治療法、予防法をご紹介します。

転倒して手をついてから肩がおかしい

肩があがりにくい

肩は上げれるが上げると痛む

腕を真横の位置で保持できない

それは腱板損傷かもしれません

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腱板損傷(けんばんそんしょう)とは?

腱板損傷は肩の深部にある

筋肉群(回旋筋腱板)が

なんらかの原因で

損傷したものをいいます。

腱板の構成は棘上筋、棘下筋、

小円筋、肩甲下筋の4つですが、

もっとも損傷しやすいのは

棘上筋腱で次に棘下筋腱です。

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これらの筋肉が傷ついて

機能しなくなると

腱板の主な作用である

骨頭の求心性作用

(腕の骨を肩の関節面に

押し付けようとする作用)が

低下するので主に

肩の挙上にまつわる機能が低下します。

また、

肩甲骨を上方回旋させる筋肉

(菱形筋、前鋸筋、僧帽筋

上・中・下部線維)が

弱くなると、肩の挙上に肩甲骨が

ついて行けなくなり、

結果として腱板を損傷しやすくなります。

どういった治療がありますか?

治療は不全断裂では

保存療法が中心に行われます。

転倒などの急性外傷で

損傷した場合には

肩を三角巾などで固定して

1~2週間安静にします。
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その間、徐痛と炎症を抑えるために

アイシングを行い

損傷部の治癒を早める目的で超音波治療や

低周波治療を行っていきます。

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炎症が治まってきてから温熱療法や

関節の可動域が狭くならないよう

ストレッチやマッサージを行います。

また、肩の損傷した筋腱を使わずに

他の筋の強化をしていきます。

特に肩甲骨の上方回旋が、

スムーズに動くように

損傷を起こした筋以外で

筋力が低下している筋を検査し

その筋を中心に筋力を回復させていきます。

強化方法はチューブや

徒手による軽い抵抗、

あるいは無抵抗で

肩の外旋や外転などを行い

筋機能を再教育していきます。

チューブによる強化方法は

以下の動画のようなものがあります。




ただし、損傷した筋腱によっては

筋力強化手順が異なり

訓練してはいけない動作がありますので

医療機関などで指導を受けてから

行うようにしましょう。


腱板の完全断裂や保存療法で

改善が見られない場合、

陳旧性のものや長期にわたり

夜間痛が持続するもの

筋萎縮や脱力、さらに拘縮などが

出現したものは

手術を検討することになります。

手術には肩内視鏡による断裂した筋腱を

縫合して修復する腱板修復手術や

腱板再建手術があります。



手術はなるべくなら避けたいものです。

そのためにも早期発見・早期治療が

とても大事です。

肩に痛みが出た場合はお早めに

お近くの医療機関に受診することを

おすすめします。



編集 柔道整復師 水口泰成

画像は以下のサイトから転載させていただきました。
http://yanaya.jp/12736
http://www.nakanoseikotuin.com/sports-kata.html
http://okurayamaosteopathy.blog.fc2.com/blog-date-201204.html

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