前回、ゴルフ肘について説明しましたが、手首が原因という見方もあります。
上腕骨内側上顆部は、指や手首を曲げる筋肉(橈側手根屈筋、尺側手根屈筋)、肘を曲げたり内側に捻る筋肉(円回内筋)の付け根にあたる部分です。
指や 手首を動かすと、これらの筋肉が収縮し上腕骨内側上顆部が引っ張られます。この動作を繰り返し行うと、上腕骨内側上顆部に負担がかかり、炎症が起こります。筋肉が緊張して硬くなっている場合には、引っ張られる力も強くなり、炎症が起こりやすくなります。
腰の回転や、肩の動きが悪いと、どうしても手首を使った、“手打ちのスイング” になってしまいます。手打ちのスイングをするゴルファーは、肘の故障が多いようです。
手首を必要以上に、しかも不自然に動かすので、筋肉が緊張して疲労し、肘とつながっている部分が炎症し、痛みが起こったりします。
処置としては、
1、安静
痛い間はゴルフスイングはしない。
病態を見てわかるように筋に傷が入っているのですから傷が治るまでは無理に使わないことです。
2、内服薬・シップ・軟膏
痛みが強い場合、痛みを和らげるため、または炎症を抑えるために、医者の指示により消炎鎮痛剤の内服。
湿布・軟膏はは冷やすためではなく、消炎鎮痛剤入りのものを使い炎症を抑える。
炎症がひどい時意外肘は筋を軟らかくするため温めるのが基本です。
肘が熱をもって腫れていたり赤っぽいなど炎症がひどい時は基本的に冷やしますので自分で判断せず医師の診察に従ってください。
あまり痛みが強い場合、医師の指示により注射による治療があります。
これもやはり、痛みを抑えるためと炎症を抑えるために、局所麻酔剤+ステロイド剤の注射です。
痛みが強いときは我慢せず、炎症を抑えるためにも早めに注射する必要があります。
慢性期にはレーザー・電気療法などの治療もありますがこれはあくまでも医師の指示によります。