定跡と戦い方 (チェス・マスター・ブックス①)
有田 謙二著
簡単に言えば、定跡をまとめた本です。
ひとつの定跡の説明があり、そのあとに例としてゲーム1つか2つのっています。
ただし、古い本なので載っていないバリエーションがあったりします。
私が調べたかったシシリアンウィングギャンビットも載っていなくて残念です
でも、私くらいのレベルの人にとっては、これでも十分だと思います(今日現在yahooチェス1420前後)。
f4で始まるバードとかc4のイングリッシュなどのマイナーなオープニングも載ってて、
和書でここまで定跡をきっちりまとめているのは、本書(あとは、定跡をまとめているのは東さんかな。「チェス独学勉強会~第4回~」参照)くらいのものです。
あとは、一手一手に説明がないので、
手の意味が分からないので、ちょっとそれも気になりました。
漠然と定跡を覚えてもまったく意味がないので、参考程度に眺めています。
一家に一冊あると便利ですね笑
分からない定跡があったときに調べるようにしましょう。
ちなみに以下のような構成です。
定跡1 キングズ・ギャンビット
キングズ・ギャンビット・アクセプテッド
ファルクビア・カウンター・ギャンビット
定跡2 ダニッシュ・ギャンビット
定跡3 センター・ゲーム
定跡4 ラトビアン・ギャンビット
定跡5 ビショップ・オープニング
定跡6 ペトロフ・ディフェンス
バリエーション1,2
定跡7 ポンチアニ・オープニング
定跡8 フィリドール・ディフェンス
定跡9 スコッチ・ゲーム
定跡10 ツーナイツ・ディフェンス
定跡11 スリーナイツ・ゲーム
定跡12 フォーナイツゲーム
定跡13 ジオッコ・ピアノ
定跡14 エバンス・ギャンビット
定跡15 ルイ・ロペス
バード・ディフェンス ベルリン・ディフェンス
クラシカル・ディフェンス
シュタイニッツ・ディフェンス
シュリーマン・ディフェンス
エクスチェンジ・バリエーション
オープン・バリエーション
マーシャル・ギャンビット クローズド・バリエーション
定跡16 センター・カウンター・ディフェンス
定跡17 ビエナ・ゲーム
定跡18 アレキン・ディフェンス
フォー・ポーン・アタック バリエーション1
定跡19 ニムゾビッチ・ディフェンス
定跡20 カロカン・ディフェンス
メイン・ライン パノフ・ボトビニク・アタック
定跡21 フレンチ・ディフェンス
メイン・ライン クラシカル・バリエーション
タラシュ・バリエーション
定跡22 シシリアン・ディフェンス
ドラゴン・バリエーション ナイドルフ・バリエーション
シュエベニンゲン・バリエーション
ラウザー・システム ポウルセン・カン・システム
クローズド・バリエーション その他のバリエーション
定跡23 ピルツ・ディフェンス
バリエーション1,2,3
定跡24 クイーンズ・ギャンビット・アクセプテッド
定跡25 クイーンズ・ギャンビット
オーソドックス・ディフェンス
ボンダレフスキー・マカゴノフ・システム
ケンブリッジ・スプリングス・バリエーション
タラシュ・ディフェンス
ラゴズィン・システム ビエナ・バリエーション
定跡26 スラブ・ディフェンス
定跡27 アルビン・カウンター・ギャンビット
定跡28 チゴリン・ディフェンス
定跡29 カタラン・オープニング
定跡30 ブダペスト・ディフェンス
定跡31 ダッチ・ディフェンス
メイン・ライン スタウトン・ギャンビット
定跡32 キングズ・インディアン・ディフェンス
クラシカル・システム ゼーミッシュ・バリエーション
フィアンケット・システム
定跡33 クイーンズ・インディアン・ディフェンス
定跡34 ニムゾ・インディアン・ディフェンス
ゼーミッシュ・バリエーション
ルビンスタイン・バリエーション
レニングラード・バリエーション
定跡35 グリュエンフェルド・ディフェンス
メイン・バリエーション スミスロフ・バリエーション
定跡36 ベノニ・ディフェンス
メイン・ライン フィアンケット・システム
オールド・ベノニ
定跡37 ボゴ・インディアン・ディフェンス
定跡38 イングリッシュ・オープニング
定跡39 レティ・オープニング
定跡40 バード・オープニング
メイン・ライン フロム・ギャンビット
定跡41 ラーセン・オープニング
定跡42 ソコルスキー・オープニング
定跡43 ベンコー・ギャンビット
私は、ダニッシュ、ジオッコ、ルイロペ、シシリアン、レティ、センターカウンター、クィーンズギャンビット・・・ここら辺を使っています。
もっと詳しく定跡を知りたければ、洋書には、ひとつの定跡でひとつの本が出ていたりするので、
興味がある人は、見てみてください。
私は「GAMBITS」って言う本が今欲しいです。(ちなみにこの本は、「皇帝の正しくないチェス」で紹介されてました。)
この本のすべてを読んでないので、評価は今後変更するかもしれませんが、現時点では★3つで。
本当は3.45なんですが、切捨てごめんで笑
何度も言いますけど、日本でここまで定跡をまとめてくれているのは、この本だけなのでそういう意味では、貴重です。
和書で定跡を学びたければ、ぜひこの本を。
主要な定跡だけを学びたければ、ジャックピノーさんの本なんかもおすすめですが、
その本の紹介は、また今度。
私はラッキーなことに、今回の本をブックオフで100円で手に入れました!!
このシリーズ全部集めたいな~
でもなかなか売ってないんですよね~
【レビューまとめ】
「定跡と戦い方 (チェス・マスター・ブックス①) 」
有田 謙二著
レベル・・・・・・初心者~中級者
評価・・・・・・★★★☆☆
見込めるレーティング・・・・・・不明
このレベルでの私の課題・・・・・チェックメイトの手筋とエンドゲーム
(追記)2009/10/17
オープニングを調べるのに使用してたが、主要なものを調べるのには役立つが、
掲載されている変化が少ないために調べられないものもあり。
そこで、私は「Modern Chess Opning」略してMCOを買った。
全750ページ近くにもなり辞書そのものです笑
MCOを使用したためにこの本は読まなくなった。
英語が苦手な人には良いし、定跡専用の日本語の本はこれだけなので貴重と言える。
ただ、やはり変化が少ないのはいただけない。
蛇足になるが、オープニングのプリパレーションについて言及しているブログがあったので、参考にと思い2つほど紹介させていただきます。
「どくぜんてきブログ」
「Behind the Scene」
(再評価)
対象者:初心者
評価:★★☆☆☆
中級者には洋書をおすすめする。
有田 謙二著
簡単に言えば、定跡をまとめた本です。
ひとつの定跡の説明があり、そのあとに例としてゲーム1つか2つのっています。
ただし、古い本なので載っていないバリエーションがあったりします。
私が調べたかったシシリアンウィングギャンビットも載っていなくて残念です

でも、私くらいのレベルの人にとっては、これでも十分だと思います(今日現在yahooチェス1420前後)。
f4で始まるバードとかc4のイングリッシュなどのマイナーなオープニングも載ってて、
和書でここまで定跡をきっちりまとめているのは、本書(あとは、定跡をまとめているのは東さんかな。「チェス独学勉強会~第4回~」参照)くらいのものです。
あとは、一手一手に説明がないので、
手の意味が分からないので、ちょっとそれも気になりました。
漠然と定跡を覚えてもまったく意味がないので、参考程度に眺めています。
一家に一冊あると便利ですね笑
分からない定跡があったときに調べるようにしましょう。
ちなみに以下のような構成です。
定跡1 キングズ・ギャンビット
キングズ・ギャンビット・アクセプテッド
ファルクビア・カウンター・ギャンビット
定跡2 ダニッシュ・ギャンビット
定跡3 センター・ゲーム
定跡4 ラトビアン・ギャンビット
定跡5 ビショップ・オープニング
定跡6 ペトロフ・ディフェンス
バリエーション1,2
定跡7 ポンチアニ・オープニング
定跡8 フィリドール・ディフェンス
定跡9 スコッチ・ゲーム
定跡10 ツーナイツ・ディフェンス
定跡11 スリーナイツ・ゲーム
定跡12 フォーナイツゲーム
定跡13 ジオッコ・ピアノ
定跡14 エバンス・ギャンビット
定跡15 ルイ・ロペス
バード・ディフェンス ベルリン・ディフェンス
クラシカル・ディフェンス
シュタイニッツ・ディフェンス
シュリーマン・ディフェンス
エクスチェンジ・バリエーション
オープン・バリエーション
マーシャル・ギャンビット クローズド・バリエーション
定跡16 センター・カウンター・ディフェンス
定跡17 ビエナ・ゲーム
定跡18 アレキン・ディフェンス
フォー・ポーン・アタック バリエーション1
定跡19 ニムゾビッチ・ディフェンス
定跡20 カロカン・ディフェンス
メイン・ライン パノフ・ボトビニク・アタック
定跡21 フレンチ・ディフェンス
メイン・ライン クラシカル・バリエーション
タラシュ・バリエーション
定跡22 シシリアン・ディフェンス
ドラゴン・バリエーション ナイドルフ・バリエーション
シュエベニンゲン・バリエーション
ラウザー・システム ポウルセン・カン・システム
クローズド・バリエーション その他のバリエーション
定跡23 ピルツ・ディフェンス
バリエーション1,2,3
定跡24 クイーンズ・ギャンビット・アクセプテッド
定跡25 クイーンズ・ギャンビット
オーソドックス・ディフェンス
ボンダレフスキー・マカゴノフ・システム
ケンブリッジ・スプリングス・バリエーション
タラシュ・ディフェンス
ラゴズィン・システム ビエナ・バリエーション
定跡26 スラブ・ディフェンス
定跡27 アルビン・カウンター・ギャンビット
定跡28 チゴリン・ディフェンス
定跡29 カタラン・オープニング
定跡30 ブダペスト・ディフェンス
定跡31 ダッチ・ディフェンス
メイン・ライン スタウトン・ギャンビット
定跡32 キングズ・インディアン・ディフェンス
クラシカル・システム ゼーミッシュ・バリエーション
フィアンケット・システム
定跡33 クイーンズ・インディアン・ディフェンス
定跡34 ニムゾ・インディアン・ディフェンス
ゼーミッシュ・バリエーション
ルビンスタイン・バリエーション
レニングラード・バリエーション
定跡35 グリュエンフェルド・ディフェンス
メイン・バリエーション スミスロフ・バリエーション
定跡36 ベノニ・ディフェンス
メイン・ライン フィアンケット・システム
オールド・ベノニ
定跡37 ボゴ・インディアン・ディフェンス
定跡38 イングリッシュ・オープニング
定跡39 レティ・オープニング
定跡40 バード・オープニング
メイン・ライン フロム・ギャンビット
定跡41 ラーセン・オープニング
定跡42 ソコルスキー・オープニング
定跡43 ベンコー・ギャンビット
私は、ダニッシュ、ジオッコ、ルイロペ、シシリアン、レティ、センターカウンター、クィーンズギャンビット・・・ここら辺を使っています。
もっと詳しく定跡を知りたければ、洋書には、ひとつの定跡でひとつの本が出ていたりするので、
興味がある人は、見てみてください。
私は「GAMBITS」って言う本が今欲しいです。(ちなみにこの本は、「皇帝の正しくないチェス」で紹介されてました。)
この本のすべてを読んでないので、評価は今後変更するかもしれませんが、現時点では★3つで。
本当は3.45なんですが、切捨てごめんで笑
何度も言いますけど、日本でここまで定跡をまとめてくれているのは、この本だけなのでそういう意味では、貴重です。
和書で定跡を学びたければ、ぜひこの本を。
主要な定跡だけを学びたければ、ジャックピノーさんの本なんかもおすすめですが、
その本の紹介は、また今度。
私はラッキーなことに、今回の本をブックオフで100円で手に入れました!!
このシリーズ全部集めたいな~
でもなかなか売ってないんですよね~
【レビューまとめ】
「定跡と戦い方 (チェス・マスター・ブックス①) 」
有田 謙二著
レベル・・・・・・初心者~中級者
評価・・・・・・★★★☆☆
見込めるレーティング・・・・・・不明
このレベルでの私の課題・・・・・チェックメイトの手筋とエンドゲーム
(追記)2009/10/17
オープニングを調べるのに使用してたが、主要なものを調べるのには役立つが、
掲載されている変化が少ないために調べられないものもあり。
そこで、私は「Modern Chess Opning」略してMCOを買った。
全750ページ近くにもなり辞書そのものです笑
MCOを使用したためにこの本は読まなくなった。
英語が苦手な人には良いし、定跡専用の日本語の本はこれだけなので貴重と言える。
ただ、やはり変化が少ないのはいただけない。
蛇足になるが、オープニングのプリパレーションについて言及しているブログがあったので、参考にと思い2つほど紹介させていただきます。
「どくぜんてきブログ」
「Behind the Scene」
(再評価)
対象者:初心者
評価:★★☆☆☆
中級者には洋書をおすすめする。










