ルールも覚えて、ある程度初心者相手に対等な勝負を行えるようになると、
どうしてもオープニングの定跡を学んでみようかなと思います。
そこで、定跡について学ぶためにこの本を読みました。
ヒガシ・コウヘイのチェス入門 定跡編/東 公平

¥1,365
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写真がなかったので追加しておきます↓

内容は以下の通りです。
目次
第1章 チェスのルールは簡単です
第2章 チェスは戦争ゲームです
第3章 チェスには定跡があります
第4章 情無用頓死定跡
第5章 実戦解説・ビギナーからチャンピオンまで
まず始めに言えることは、かなり古い本だということです。
私はまだあまりチェスについて詳しくはないので、わかりませんが時代がかわればチェスも変わると思います。
もしかしたら、近代チェスでは通用しないかもしれません。
あとは、この本で読んだような展開になったことがあまりというか全くありません。
やはり初心者にはまだ早い気がします。
まずは、初心者は一つの定跡を突き詰めたほうが良いと言うことが分かりました。
そういう意味で、本の題名があまり親切だとは思えません。
チェス入門ではない。
初心者を脱却したときに読む本かもしれません。
よって、駒やルールの説明も不要である。
この本を初心者が読んだらチェスは何てつまらないものだろうと思うだろう。
一方で、少しチェスが分かるようになったならば感動する部分もあるに違いない。
第一、手の意味を説明しているなら読む価値があるのですが、定跡をただ単に暗記ではどうなんでしょうか??
定跡からはずれたらそれでおしまいですし、一つのオープニングでも何十通りに枝分かれするので覚えられるはずがありません。
また、私が使っているこの本の使い道は棋譜並べをするときに、
「シシリアン」とか「キングスキャビネット」とか「フレンチディフェンス」とか
オープニングの名前が出てきて、それが分からないときに、この本で調べています。
図が多いのは、初心者に分かりやすく評価に値するところです!
しかし、厳しい採点にさせてもらいます。
【レビューまとめ】
「ヒガシ・コウヘイのチェス入門 定跡編」
レベル・・・・・・初心者以上中級者未満??
評価・・・・・・
★★☆☆☆見込めるレーティング・・・・・・不明
このレベルでの私の課題・・・・・・オープニング
エンドゲーム
(加筆)2009/10/04
読み直して思うのは、やはり「入門」と銘打つからには、それなりのレベルに落としこむ必要があると思うのだがそれができていない。
加筆前にも書いていたが、第一定跡を初心者が覚える必要性が本当にあるのだろうか?
私の(あくまで私の)経験上、その必要はないように感じる。
この点で、私は渡井氏と同じ意見であり、
初心者が定跡を覚えるのは大反対である。
初心者は、展開の原則や方法を学び、オープニングを勉強するにしてもひとつかふたつの定跡を、まずは丁寧にやるほうがまだ良いと思う。
そして知っている定跡の時には必ず勝つという気持ちで試合をして、分からない定跡が出たらその都度一度試合で考えてそのあとに本当の定跡を知ればいいと思う。
そうすれば定跡の手の意味も分かるようになります。
この本で初心者が読んで価値のあるところといえば、「頓死定跡」と「棋譜解説」です。
ハメ手(頓死)は、展開がまずかったりチェスの原則に反すると陥ることに注意したい。
もちろんこちら側からハメ手を誘発させるような手筋に手を染めることをしてはいけない。
ハメ手はこちらが使うために掲載されているわけではなく、
はめられないために掲載されていることを肝に銘じて欲しい。
棋譜説明は、渡井氏の本よりもすぐれていて中級者でも読む価値があると思います。
また、定跡46のパリ・オープニングなんかはどの本でも見たことはなくてこの本だけでしょう。
奇襲定跡などの部分は中級者になってから見てみると評価に値する。
しかし、何度もいうようであるがチェス入門と銘打つのであれば、
それなりに入門者や初心者向きの内容でないとダメだと思います。
どんな良書も読者とのレベルに違いがあれば、まったく意味がないものです。
私は初心者でこの本を2冊目に読みましたが、正直時間の無駄になったと言えます。
辛口かもしれないが、世界で一番分かりやすい入門書と謳うからにはそれなりの覚悟で書いていると思うので私も本気で査定しています。
これをもしチェス入門とせずに、定跡入門としていれば
もう少し評価は高かったかもしれない。
内容も中級者までは行かないが、ある程度チェスを知ってから役にたつ内容だと思う。
ただし、中級者にしては内容は不十分であるし、変化も少ない。
入門と銘打っているので手順を省いたに違いないが、結果的にどっちつかずの中途半端になった感が拭えない。
極めつけはカタコトコトバが出てきていらいらしてしまいます。
残念だが、読まなくても良いといえる本だ。
(再評価)
対象者:初心者
評価:
★☆☆☆☆なんども読み直したい箇所は特にない。特に読まなくてもよい本。