白血球 880(L)
ヘモグロビン 6.5(L)
血小板 5.1(L)
LDH 189
その他、腎機能が低下していました。
その本日の採血結果のデータ用紙を持って(主)主治医がやってきました。

以下、(主)主治医と私の会話の抜粋です。

(主)主治医
「体調はお変わりないですか?
」

私
「はい。特に変わったことはないです。
」

主治医
「それはよかったです。
本日の採血結果ですけど、やはり白血球が下がってきましたね。
そして、ヘモグロビンも6.5です。
ヘモグロビンは7.0以上をキープしたいので(基準値は11.5~15.0)今日は輸血もしますね
」

私
「わかりました。
ところで、昨日、(部)主治医が骨髄検査の結果は大丈夫ですよ、とかお話していましたが、そんなに早く結果は出るものなんですか?
」

主治医
「あ、そのことですね。
骨髄に関しては、顕微鏡で細胞200個ほどの目視確認はしています。
その後、10000個レベルでも確認しました。
その時点で、がん細胞は見当たりませんでした。
ただ、それは速報値です。
もっと詳しく検査結果が出揃うのは1週間ほどかかります。
その時はまた説明しますね
」

私
「じゃあ、現時点では、がん細胞は検出されていない、ってことですね

よかったー

脊髄液の結果はどうですか?」
主治医
「あ、それについても悪いものは速報値としてはなかったです。
それも結果が出揃ったらお知らせしますね
」

私
「やっぱり、骨髄検査(マルク)して実際に診るのが確実なんですね。」
主治医
「まあ、そうですが。
ただ骨髄検査は、その時採取した細胞での判断なので、詳しくはPET-CT検査です。
でも、被爆のこともあるので何度も連続しては出来ないですし。
骨髄検査とPET-CTと合わせて判断するのが確実ですね
」

私
「速報値ではあるけど、現時点で、骨髄にはがん細胞が検出されていないわけですから、よかったね、ってことですよね。」
主治医
「そうですね

それと、[頭部MRIの結果も問題なし]でした。
ルンバールの速報値と合わせると、
[中枢神経への浸潤はない]
ということになります

では、体調に変化があったらすぐにお知らせくださいね
」

私
「はい、ありがとうございます
」

という会話でした。
ようやく安心しました

骨髄検査(マルク)や腰椎穿刺(ルンバール)の結果次第では、今後の治療に影響しますから。
さて。
これから今日の抗がん剤が始まります!
今日の抗がん剤は、
①キロサイド (1日分を2回に分けて投与)
②エトポシド
その他
①グラニセトロン(吐き気どめ)
②ヘパリン
③生理食塩水
輸血
①赤血球
です。
グラニセトロンとキロサイドは1日分を2回に分けて、12時間毎にそれぞれ(グラニセトロン30分)と(キロサイド2時間)で投与するので、本日の抗がん剤が終了するのは夜中になります。
これを、4日間連続して投与します
。

***ちなみに、R-ESHAPの時にキロサイドを投与した時は結膜炎防止のために点眼薬をさしていました。
今回のMEAMのキロサイドは、R-ESHAPの時よりも投与量が少ないので、点眼薬は無し、だそうです。
同じ抗がん剤でも付属品は変わるんですね
