針生検の結果
まず、しこりは約7~8ミリ。
ステージ1
エストロゲン、プロゲステロン、共に80%。
Her-2は2+
癌細胞が伸びている画が見えるから、安心はできない。
今のところ手術は温存でいける。
温存か全摘後、再建かは、自分で選んで構わない。
手術後は、全身病として、今のところ放射線をしてからホルモン療法になる。
だけど、今のところ、なので、手術後の病理結果によっては抗がん剤をするかもしれない。
とのこと。
冊子を見ながら、全く初めての私でも理解できるように丁寧に説明していただいた。
O先生は、
「そもそも、つい2か月前に会社の乳ガン検診を受けていて、なぜ発見されなかったのか?
どうも、納得できないし、解せない。だが、君は自分で発見して僕のところへ来てくれた。癌が見つかったのは、残念だけど、よくぞ自分で見つけて来たね。これから治療が始まるけど、頑張って行こう。」と。
手術は必要。
温存(円形切除)なら、放射線は必須。
センチネルリンパ節生検をする。
(ラジオアイソトープと色素法併用)
手術日は他の予約や、O先生都合などを考えて、10月中か、もしくは12月に入ってから、と。
私の体の中に癌があることが怖く、早い日程を選んだ。
入院は10月17日。手術は翌日、となった。
癌についていろいろ聞きたいのに、何を聞いたらいいのかも分からなかった。
私は何も知らない、無知だって気づいた。
診察室にいる間は
「この右胸にある、癌についていろいろ聞かなきゃ」
って思って真剣に聞いていたけど、ホントはあまり良く覚えてない。
このあと、手術に向けて、レントゲン、心電図、血液検査、尿検査をするように指示された。
この日の最後は血液検査だった。
止血している間、フッと気が抜けた。
何だか、すごく寂しくなって、一人ぽっちだ、って感じて…
涙が溢れて止まらない。
ソファーの端でしばらく泣いていた…
「あ、チビのお迎えに間に合わない!」
と、急に現実に戻り、急いでお会計。
またお迎えに行く道をダッシュしながら、涙が溢れてきて…
病気帰りは毎回泣いてるなぁ、なんて、自分を遠くから見ている自分がいた。
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