ソムリエ社長のワイン独り言⑮:パーカーポイントって?
ワインショップに行くと必ず目にする言葉
パーカーポイント○○点
これはロバート・パーカーというアメリカ人のワイン評論家が決めてるワインの点数なのです。
このパーカーさんの評価がワイン市場全体の価格を決める影響力を持っているんです!
ロバート・パーカーはワインを初めて100点満点で評価し
ワインメーカーの影響を受けずに批評をした評論家
ワインアドヴォケイトというワイン誌を出版し、全世界のワインを点数つけて評価しています。
この方が世界一と認められるきっかけとなったのが、
1982年のボルドーワインを世紀のビンテージと評したことからだそうです。
その他の評論家がいまいちと言ったのですが、結局82のボルドーは最高のビンテージと世間も認め、パーカーが世の中に認められたってことらしい。だからなのか特にボルドーワインはパーカーポイントの影響が多大みたい。
彼の評価は凝縮味のあるワインを高く評価するとも言われていて
価格が影響を受けるためパーカーポイントとを気にする作り手はパーカーに気に入られる凝縮味のあるワインを造ろうとしてるって言う話もある。
いい評価されればそれは高く売れるから、商売としたら当然ですが・・・
ただ、この評価に疑問点も・・・人の好みは十人十色のはず!
パーカーポイントはいい指標にはなると思うのですが、
こだわりすぎずに自分の好みを持つべきだと思うんです!
人の意見を参考にしながら、自分の意見を持つ、これが理想かなって思います!
正直私の舌レベルではそこまで違いがわからないんですけどね(笑)
パーカーさんはもう60歳らしくいつまで現役かわからないという噂もあるらしい
今後ワインの価格を決める指標がどうなって行くのか楽しみですね!
PS
今ワインの価格は高騰してますが
ワインバブルといっても過言ではないのではじける時が来るはず・・・
以前に今は最後の買い時って言いましたけど、
中長期で保管するって考えると今の価格より下がるかもしれませんね。
株と一緒でまったく読めないですが・・・
ワイン系のファンドが気になってるけど手は出さない 博打に弱い ソムリエ社長
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