中国の地元メディアが
報道したものです


世界文化遺産に登録されている
「万里の長城」の一部
周辺住民が
レンガを次々と持ち出すなどして
消失


歴史的な遺産に対する
保護意識の低さを嘆く声が上がり
波紋を広げている
万里の長城の全長は
2万1000キロを超える


国家文物局は、明朝時代に建設された
約6260キロのうち
約3割の1962キロが
すでに消失したことを確認
保存状態が良好と認められたのは
約8%の約514キロ


人為的破壊が
浸食による崩壊に拍車をかけた
と指摘
周辺住民が 長城のレンガを盗み出し
観光グッズとして
1個30元(約600円)で
販売していたケースがあった
ほか
ある河北省の住民は
「うちの村は貧しいので
以前は 長城からレンガを調達して
家を建てていた」
と証言