サラリーマンの美学 | che figo!

サラリーマンの美学

サラリーマンたるもの、熱い美学を持って仕事をしなければならない。

たとえ周囲に勘違いだ、迷惑だと罵倒されようとも、
頑固にそれを守り続けてこそ真のサラリーマンといえよう。

さて、今日は当社常務のスーツについての美学

サバのように美しい光を放ち、なんともいえないブルーグレーのスーツ。
これを通称サバスーツと呼ぶ。彼の着るサバスーツはどれも美しい。
サバスーツは50代が好んで着るものだが、そこらのサバ族とは一味違う。

彼は、実家がオーダーメイドのスーツ屋であったため、美意識の格が違う。
違いは『素材』と『形』。
肩のラインとボディラインは、年齢を感じさせないフットワークの良さを表現した美しいライン。
そして表地はもちろんのこと、裏地に対する最上級のこだわり・・・。

若い頃は、外は若々しく紺のきっちりしたストライプのスーツに裏地に龍をあしらっていたとか。
常務の椅子まで這い上がってきた今、見せかけの龍なんぞは必要はないが。

また、経済界のご意見番、彼の一言で日本経済が動く、
と言われた元社長のスーツといえば、英国屋。

なんでも社長室に仕立て屋が来ては採寸していたとか。
周囲を驚かせる発言も多かったため、
大きな体を謙虚で誠実に見せる特注スーツを作っていたに違いない。

上に立つ者、魅せると同時に謙虚さも兼ね備えておくことが重要だ。

さて、私もサラリーマンの端くれ、
以前、会社の体育館に秘密で仕立て屋の友人に来てもらい、
採寸し生地を選ぶ日々を送っていた。

数十枚いや、数百あろうかという生地をずらりとならべ、色・光沢・肌触りを確認し決めていく。
できあがったものに袖を通し、体にぴったりフィットする感覚は一度覚えるとたまらない。

流行とは一線おいた、シンプルかつ上品な作りは、
着るだけで体の正中線が整い、丹田を意識して呼吸ができる優れものだ。

http://www.daviesandsonsavilerow.com/

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