こんにちは(#^^#)

 

 

 

 

 

さて今日は前回チラッと書きました藤川徳美先生の著書

 

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うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった

 

 

 

 

 

を読んで気になった箇所をピックアップしたいと思います(*^^*)

 

 

 

 

 

フェリチン値

 

鉄不足で出る症状と言えば貧血を思い出しますが、貧血の検査は血液中のヘモグロビン値により検査します

 

 

 

一方フェリチンは内部に鉄を蓄えることができるタンパク質で、血液中の鉄分が不足するとフェリチンに蓄えていた鉄分が血中に放出され血液中の鉄分量を調整します

 

 

 

 

仮にヘモグロビン値が正常でもフェリチン値が減っていれば鉄不足の症状が出ます、これを潜在性鉄欠乏症といいます。

 

 

 

 

日本人の女性、特に閉経前の女性のほとんどが鉄不足、1回の月経で失われる鉄は約20~30㎎

 

 

 

 

逆に欧米の女性の多くは鉄不足でない

というのも欧米では

 

フェリチン値40以下の女性は病院から妊娠出産を控えるように指導

鉄分の供給源の肉を沢山食べる

国を挙げての貧血予防策として小麦粉などに鉄を入れるようになった

 

からである。

 

 

 

 

フェリチン値が50以下の場合鉄不足と判断、目標は100

 

 

 

 

鉄不足によって出る症状

 

イライラしやすい、集中力の低下、神経過敏、些細なことが気になる

 

立ちくらみ、めまい、耳鳴り、偏頭痛

 

節々の痛み(関節、筋肉)、腰痛

 

喉の違和感(喉が詰まる)

 

冷え性

 

朝なかなか起きられない、疲れ

 

出血(アザ)、コラーゲン劣化(肌、髪、爪、シミ)、ニキビ、肌荒れ

 

不妊

 

ムズムズ脚症候群、アカシジア

 

やたらと氷を食べる

 

 

等々

 

 

 

うつ・パニックの症状は貧血と同じく女性の発症率が高いといわれている。

上記の症状はうつ・パニックの症状でありながら鉄不足の症状とも重なる

 

 

 

 

うつ病の起こる原因の1つにセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンが減少しているという説がある。

鉄は神経伝達物質(脳内モノアミン)であるセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンを作る際の重要な補因子。鉄、ビタミンB群、ミネラルが不足すると神経伝達物質が作られないのでうつ病を発症しやすい

 

 

 

 

またフェリチン値が低いと抗うつ薬の効き目もあまり良くない。

神経伝達物質の原料となるタンパク質は、補因子となる鉄が足りないと働きが悪くなるため。そのため薬を飲んでも症状が改善されない場合がある

 

 

 

 

 

パニック障害の原因は

鉄不足(鉄+タンパク質不足)」と「機能性低血糖」の2種類であり、どちらの場合も

 

 

精製された糖質の摂り過ぎ

動物性たんぱく質の摂取不足

 

 

からもたらされているので、糖質を控え高たんぱくの食事に切り替えることが先決とのこと。

 

 

 

 

産後鬱も鉄不足が原因のことが多い。

1回の妊娠・出産によりフェリチン値で50に相当する鉄分が胎児に移行する。フェリチン値が30以下の人の場合鉄貯蔵量が空っぽになってしましまっているのが大きな原因、女性ホルモン(エストロゲン)の低下と、鉄・タンパク質不足が重なる産後うつの症状は激烈で悲惨。

 

 

 

 

思春期の不登校、過呼吸、自傷行為、すぐキレるの原因も鉄不足、月経が始まり今まで安定していたフェリチンが中学に入っての3年間で枯渇するため。

 

 

 

 

男性の鉄不足は劇的に改善する、女性と違って月経がないため鉄剤投与によりフェリチン値は速やかに上昇する

 

 

 

 

現代の食生活ではよほど意識して「高タンパク質・低糖質食」を続けないことには、炭水化物ばかりが過剰になり鉄タンパク質不足に陥ってしまう。鉄・タンパク質不足では、セロトニン、ドーパミン不足になるので精神症状を生じたり、ストレスに対する脆弱性が出てくる。

 

 

 

 

エネルギー代謝と鉄

 

現代の日本人の食生活は糖質過多で量的には足りているが質的には栄養失調の状態になっている

 

 

質的栄養失調とは「糖質過多+タンパク質不足+ミネラル不足(含む鉄)」

 

 

 

体のエネルギー(電池)となるATPが質的栄養失調の状態では不足する

 

 

 

ATPが作られる方法は2種類

 

糖(グルコース)を原料にするコース

脂肪酸を原料にするコース

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糖を原料でATPを作る場合、脂肪酸で作る場合より、より多くのビタミンが消費されます。また多くのビタミン類を消費する割に脂肪酸で作る場合より少ないATPしか作られません

 

 

 

 

例えるなら

糖のコースは燃費の悪い車、脂肪酸のコースはエコカー

 

 

 

 

糖質過剰→ATPを作るために大量のビタミン類が消費→ビタミン類不足になる→ATPを作ることができなくなる→エネルギー不足→糖を欲する→糖質過剰の負のスパイラル

 

 

 

ATPが不足すると熱が生産されないため、体が冷え、キビキビと動けなくなります。また、乳酸が生じるため肩こりや頭痛に悩まされたり、自己免疫疾患、精神疾患、がんなどの病気につながったりします。

 

 

 

 

質的な栄養失調を改善するためには

 

高タンパク質(動物性)+低糖質食

鉄とビタミンB群、ミネラル等の補給

 

が最優先

 

 

 

鉄剤サプリを摂る際の注意点

 

お茶やコーヒーは鉄の吸収を妨げるので服用後1時間は飲まない

玄米に含まれるフィチン酸の作用により鉄・亜鉛の吸収が阻害されてしまうので玄米は避ける

ビタミンEも鉄吸収を妨げるのでビタミンEのサプリを摂る際は8時間空ける

ビタミンCは鉄の吸収率を上げる

 

 

 

追記

コメで病院で勧められるサプリが高いというお話をいただきました。

藤川先生は海外のサプリをアイハーブで購入することを勧めています、質が良くて安価です

鉄剤サプリについては

新しく始めたこと~173.55cc減薬

にて書いてありますので良かったら参考にしてみてください(*^^*) 

※キレート鉄は便が黒くなるのでびっくりしないでくださいねウインク

 

 

 

ちなみに私が現在飲んでいるサプリはこちらです

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iherbへのリンクはこちら

Now Foods, 鉄分、ダブル・ストレングス、 36 mg

(5%OFFになる私の紹介コードが入っています、抵抗がある、他の方のコードを使う場合ははずしてくださいねウインク

 

 

 

以上気になった部分を抽出しました

 

 

 

 

他にも統合失調症や自閉症、ひきこもり強迫性障害、摂食障害など色々書いてありましたが、全部書いてたら大変な量になるので割愛しました汗

 

 

 

 

興味ある方は是非読んでみてくださいウインク

 

 

 

 

 

いつまでも治らないうつ、パニック、精神症状を抱えている方は一度病院でフェリチン値とBUN(尿素窒素)※を調べてみるといいかもしれません

 

※BUNが基準値未満の場合タンパク質摂取不足

 

 

 

 

この本を読んでこんな飽食の時代、いくらでも好きなものを食べられる日本人が実は栄養失調状態であることを知り驚きました。

 

 

 

 

人間の体は水を除けばほぼタンパク質で構成されています。それなのにタンパク質をあまり摂らず米やパンや麺類、甘いお菓子でお腹を満たしている人がどれだけ多いことか。

 

 

 

 

どんなに薬を飲んでも良くならない人は、ずっと薬の副作用のせいだ思っていましたが、そればかりでないのですね。

 

 

 

 

薬を飲んでも効かない体になっている場合もある

 

 

 

 

火曜日に血液検査の結果が出ます、さて私のフェリチン値はどうなってるでしょう?

 

 

 

 

またご報告しますねおねがい

 

 

 

 

 

 

 

リボトリール   65/250 (0.129㎎)

ジプレキサ   2017年5月13日断薬