森の中のような木々に囲まれた場所にあるキッチン。

お店にある大きな寸胴があったと思う。


沢山の人がいた。

人と言っても友達みたいな身近な感じではなく、モンスターみたいな感じ。

背の小さいモンスター。


まさしくファンタジー映画のような情景。


私はその中で(たぶん)仲良く過ごしていたんだと思う。

でも、私は次第に孤立していった。


手を洗うために手洗い場に行こうとしたら、手洗い場にいた人たちが私のことを

「こいつはシャ●ネット(学校などにある緑の液体せっけん)を食うんだ。」

みたいに言い始める。

人々は私を避ける。


次第に私は頭の中でグルグル色んなことを考え込むようになってしまう。

だんだん追い詰められていった私は堪えられなくなり、キッチンを飛び出す。


ものすごい顔をして私は走る。

「ああ、追いつめられるとこういう状態になるんだ。」

と冷静に考えながら傷だらけの状態(心が?)で走り続ける。


坂道になっているY字路に着く。

向こうから同僚のAさんがやってくる。

私:(Aさんのあだ名)!

Aさん:・・・呼び捨てかよ!どうした?


私は相当思いつめていた顔をしていたと思う。

Aさんは手に持っていた紺地に細い白のボーダーのブリーフケースを見せた。


Aさん:これ買ったんだ。

私:また買ったんだ?


Aさんに今までのことを話していたかはよく覚えていない。

ただ、去り際に同僚Bさんの話をした。


私:Bさん今X(都道府県、Bさんの実家)にいるんだってね。


Aさんは私の話が聞こえているのかわからないまま、立ち去ってしまった。