パルミジャーノ・レジャーノのお話を少し。
突然ですがみなさん、パルミジャーノ・レジャーノができるまでに、
どれぐらいの時間がかかるかご存知でしょうか?
実はなんと
「最低でも」12カ月もかかるんです!!
その間ずっとチーズのケアをし続けているのですから、
ものすごい手間ひまと、そして情熱とが詰まったチーズなんです。
ひとつひとつのチーズは厳しい品質チェックにかけられます。
その審査に見事パスしたものだけが、
パルミジャーノ・レジャーノと名乗ることができるんです。
なんて気の遠くなるような時間。。。
でも、それだけでは終わりません!!
パルミジャーノ・レジャーノの典型的な風味を示すのは、
さらに熟成させた18カ月以上のものと言われ、
そのポテンシャルがあるものは
再び長い熟成の眠りにつきます。
そうしてやっとチーズ・オン ザ テーブルのもとに届けられる
自慢のパルミジャーノ・レジャーノは、
すべて24カ月熟成以上
のもの。
かぐわしい風味とパイナップルのような香りが立ち上ります。
18か月の時点で2回目の審査があり、
そこでさらに選別されたものは、
最高36ヶ月まで熟成が続けられるんです。
36カ月熟成 のものは、
チーズの断面に見える白い斑点(=旨みの結晶)がひときわ多く、
風味も華やかです。
しっとりミルキーな旨みの24カ月熟成、
風味のインパクトの強い36カ月熟成、
一口大に砕いて、そのままおつまみに!!
是非食べ比べてみてくださいね!
Cheese on the table 後藤