やや品のない話だが、タイトルの通りである。なお私はこの文章を書くためだけに最初からわざわざ恥を忍んで腐女子バラしをしたと言っても過言ではない。エロい話ではないのだが、乳☆という単語を連呼するので苦手な方は注意されたし。おっぱいがいっぱい。

普通はこの手の話は10代で気づき、そしてコンプレックスを抱えるものだが、うっかりアラサーまで気付かず生きてきてしまい、思わぬ身体コンプレックスの顕現に非常に戸惑っている。








まず気づくに至った理由が最低も最低で、その日も例によってPixivとかいうネット上の夢の国を彷徨い、上等な餌を喰らっていた。要するにBのLな小説を読んでいた。その時に見ていた内容が、陥没乳☆の受(女役)が攻(男役)に色々されてしまう話だったのである(もちろん独自設定)。お下劣もいいとこである。

そこで、陥没☆首とはなんぞや?と好奇心を抱いたのが運の尽き。ウィキペディアで画像を見ると、アレ?普段見ている自分の乳☆と大差なくね?と思い、まさかと思って普通の乳☆(参考、セクシーなお姉さん)を検索したらやはり私のと違う。私は愕然とした。もうお気に入りだった例の小説を平常心で読むことが出来ない。夢の国で見た特殊で、かつ助平な乳☆は私の胸にしっかりと存在していたのである。


では何故私は今までそれに気づかなかったのか?それは人の☆首なんか別に見もしない、というところに集約される。仮に温泉に行ったって人様の身体をまじまじと見るわけもなく、そもそも目が悪いので見えもしない。遠い昔に強烈に求め、ガン見していたであろう母の乳☆は、今となってはもし見えてしまったら目を逸らしたくなるブツに変貌している。

10代でこの事実に気づいていれば、それはそれは深刻なコンプレックスになりそうな事案である。しかし私はもうアラサーで、いや、アラじゃなくてガチのサーなんだけど、もはやその手の身体的特徴には落ち込める年ではないので、非常に戸惑っている。

私はこの件に対して一切意識をしていなかったので、温泉とかでも逃げず隠れず陥没乳☆を晒してしまっていたことを深く後悔している。


今回の教訓は3つ。


1.コンプレックスとは、その人が意識しなければ発生しない。

2.人間の、興味ないことに対するスルー能力は異常。

3.Pixivはいろんな意味で危険。